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GTZ (Deutsche Gesellschaft fur Technische Zusammenarbeit)

 GTZ (Deutsche Gesellschaft fur Technische Zusammenarbeit)

ドイツ政府の開発援助組織であるGZTは1975年に設立され、世界中の発展途上国で開発プロジェクトを展開している。現在、中央アフリカにおいては、カメルーンのヤウンデ、中央アフリカ共和国のバンギ、コンゴ民主共和国のキンシャサの3支部がある。カメルーンのヤウンデ支部は1980年に設立され、中央アフリカ諸国のプロジェクトを総括している。支部長であるHessameddin Tabatabaを含むドイツ人専門家が12名、カメルーン人専門家が17名、そしてさらに96名のカメルーン人スタッフが働いている。とくに、「環境」、「保健衛生(エイズ)」、「地方分権の促進」の3つの分野に力を入れて援助を行っている。カメルーンの国内には7つの地方事務所(西部ドゥアラDouala、ブエアBuea、ムンデンバMundemba、マンフェMamfe、中部のバフサムBafousam、北部のマルアMaroua、東部のヨカドマYokadomaがあり、地方政府をサポートしながら、さまざまな活動を行っている(プロジェクトと担当者については以下参照)。

現在行われているプロジェクト名と担当者 (2003−2007年)

  • 「地方分権と地域開発」 Marie- Antoinette Bour
  • 西部州の開発計画」 Flaubert Djateng
  • 「北部州の開発計画」 Leopold Nana
  • 「中部州の開発計画」 Prioietti Claudio
  • 「地方経済」 Siebrecht Detleff, Schill Petra
  • 「地方分権」 Cosmas Cheka
  • 「貧困削減戦略」 Gerald Schmitt
  • 「自然資源の持続的な利用計画」 Klaus Mersmann
  • 「自然資源の経済・エコツーリズム」 Eberhard Getz
  • 「自然資源の持続的管理」 Vincent Ndangang
  • 「生物多様性管理」 Klaus Schmidt-Corsitto, Eva Gonnermann
  • 「自然資源の有効利用」 Matthias Heinze, Jean Paul Gwet
  • 「ドイツ系カメルーン人の保健衛生とくにエイズの問題」 Andreas Stadler
  • 「地方分権確立の援助」 Yondo David
  • 「思春期・青年の性と健康」 Flavien Ndonko
  • 「地方コミュニティのキャパシティ形成 」 Ahawo Komi Alain
  • 「優先プログラムの援助」 Jergen Noeske
  • 「医療制度の充実化」 Josef Riha
  • 「Phytosanitaire戦略の再検討」 Joost Gwinner
  • 「アフリカにおけるPhytosanitaireをめぐる政治的調整」 Matthias Zweigert
  • 「獣疫のコントロールにむけたパン・アフリカ計画」 Hens Krebs
  • 「北西部地方の開発計画」 Tima Grace

東部州における熱帯雨林保護関係のプロジェクトは、ヨカドマ地区の担当(Matthias Heinze)であり、ここでは、住民に対する環境教育と並行して、保護区域周辺の村落調査や、非木材森林産物(NTFP)の調査、伐採活動のモニタリング、衛星画像とGISを使った森林環境解析などの調査活動を行っている(GTZによる調査報告書の一部は巻末資料を参照)。

(GTZ-Cameroonのヘッド・オフィス)

Bureau de la GTZ a Yaounde74, Rue 1.788 Bastos B.P. 7814 Yaounde, CameroonTel: (237) 221-23-87, (237) 220-94-40Fax: (237) 221-50-48