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京都大学大学院アジア・ アフリカ地域研究研究科
京都大学
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泉 直亮 研究員 Naoaki Izumi
急速に進行するグローバル化が世界のすみずみに影響を及ぼす現代において、国家の周辺部に位置する地域社会の発展のあり方を模索することは、地域研究の重要な課題のひとつである。わたしはこのような研究関心にもとづいて、日本の北上高地とタンザニアでウシ牧畜をおこなう人びとを対象に調査・研究をおこなってきた。北上高地では日本短角種というマイナーな和牛の一品種の飼養について、農家の実践と農業開発政策との関係について調査してきた。近年では、東アフリカのタンザニアにおいてウシの放牧地を求めて移住し、移住先で大規模なウシ牧畜と牛耕をおこなうスクマの人びとの社会・経済について、とくに地元住民との共存に注目して調査している。
専門分野 / 研究課題 / キーワード
人類学、周辺地域、ウシ牧畜、地域住民の共存、タンザニア
経歴
出身地 (兵庫県)
2001年 兵庫県立長田高等学校 卒業
2002年 筑波大学第一学群人文学類 入学
2006年 同上 卒業
2007年 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 5年一貫博士課程 入学
2011年 日本学術振興会特別研究員(DC2)
2013年 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 5年一貫博士課程 研究指導認定退学
2014年~ 京都大学アフリカ地域研究資料センター研究員(科学研究)
2014年 京都大学博士(地域研究)
所属学会
日本アフリカ学会
生態人類学会
生き物文化誌学会
著書・編著書等
- 泉直亮「肉用牛農家の家畜飼養方針と開発,市場のかかわり:北上高地北部における日本短角種飼養の事例から」京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科編『実践的地域研究』京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科、pp. 90-93、2008年。
論文等
- Izumi Naoaki. “Book Review: Takakura, H. & Soga, T. Nomads of Siberia and Africa: Livelihoods with Domestic Animals in the Arctic and Desert. Sendai: Tohoku University Press, 2011, pp. 205+xv.” Nilo-Ethiopian Studies 19: 46-47. 2014.
- 泉直亮「東アフリカ農牧社会における経済活動の現代的展開:タンザニア・スクマの移住と豪農化」『年報人類学研究』3: 42-73、2013年。
- 泉直亮 「タンザニア農牧民スクマの移住と生業の新展開:豪農による企業的家族経営」『生態人類学会ニュースレター』18: 2-5、2013年。
- 泉直亮「よい繁殖メス牛」の選抜と管理をめぐる農家の実践と品種改良政策:北上山地における短角牛飼養の事例より」『BIOSTORY』13: 76-87: 2010年。
- 泉直亮「周辺地域における開発介入と農家の実践との乖離:北上山地の短角牛飼養を事例として」『生態人類学会ニュースレター』15: 24-27、2010年。
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