第95回 京都:身近な京都の自然・文化・歴史をみる、きく、あるく

 趣旨

2016年度のスタートとなる今回の研究会では、申年ということにちなんでモンキーパークを見学します。その後は京都一周トレイルの西山コースをハイキングしながら、かつての里山植生を観察し、終点地点では都市開発と古墳群の見学を行います。身近な京都の自然・文化・歴史をみて、きいて、あるきながら学ぶことが今回の巡検の趣旨です。

 案内者

総合:藤井基弘(京都大学地球環境学舎OB)自然環境:芝田篤紀(京都大学文学研究科地理学専修D1)、大谷侑也(京都大学文学研究科地理学専修M2)

 野外実習の概要

日時
2016年4月24日(日)
場所
京都府京都市右京区嵐山、西京区桂周辺
参加者
17名(学部生7[文5、工1、立命館−文1]、院生8[文2、AA研3、地球環境学舎2、大阪大−文1]、教職員1[文1]、社会人1)
行程

阪急河原町駅中央改札前集合→阪急嵐山駅(趣旨説明・自己紹介)→嵐山モンキーパーク(岩田山)→ハイキング(西山コース)、途中昼食→桂坂住宅開発地→大枝山古墳群→仁左衛門の湯→打ち上げ(仁左衛門の湯)→解散

 報告

巡検は京都市右京区嵐山・西京区桂周辺にて行いました。朝9:30に阪急嵐山駅に集合し、徒歩で嵐山モンキーパークに向かいました。

嵐山モンキーパークいわたやまは、1954年から京都大学の研究のために野生のニホンザルが餌付けされたのが始まりで、1957年から一般に公開されました。担当の方からニホンザルの群れの生態について30分程ご説明頂きました。

嵐山から京都一周トレイル(西山コース)を3時間ほど歩き、各樹種を観察しました。嵐山から桂まで向かうまでのコースではソヨゴ、ヒノキ、ネジキ、コナラ等が見られました。

コースの途中で昼ごはん休憩をとりました。

西山コース終点から京都市西京区、桂坂公園内に保存されている古墳群に向かいました。現存14基の古墳があり、そのうち3基には入室できる横穴式石室が残されています。

その後、(株)西洋ハウジング様にお邪魔し、桂坂における宅地造成の経緯についてお話しを伺いました。

打ち上げを仁左衛門の湯で行いました。お疲れ様でした!

京都大学自然地理研究会

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