第33回 高山植物の分布とその立地環境に関する観察

 趣旨

加賀の白山に登り、亜高山帯から高山帯への植生の変遷を観察した。また、高山帯における高山植物の分布を調べ、その立地環境を検討した。帰りに福井県立恐竜博物館に立ち寄り見学した。

 案内者

  • 水野一晴(アジア・アフリカ地域研究研究科)

 座学・ミーティングの概要

日時

2006年7月13日(木)午後6時−

場所
アジア・アフリカ地域研究研究科共同棟5Fゼミ室(504)

 野外実習の概要

日時

2006年7月14日(金)午後3時−16日(日)午後7時

場所
白山(石川県)、福井県立恐竜博物館(福井県)
参加者
9名 (学部生3 [総1;理1;農1]、 院生5 [AA研5]、 教官1)

 報告

別当谷の砂防ダムの様子。谷沿いに崩壊地形が見られ、土石流を防ぐ砂防ダムが建設されています。

登山道沿いの露頭に見られる火山灰の層。

今年は雪解けが例年より遅く、まだところどころに雪の斜面があります。

山頂まで高山植物を観察しながら登っていきましたが、このころは小雨が降ったり止んだりで、高山植物の分布やその立地環境を議論することができました。

山頂での記念撮影。山頂付近で雨がひどくなり、強風と雨で写真を撮るのも大変です。

この後、サイト地でテントを張るのが一苦労でした。翌朝、テントの中は水浸しで、寝袋も濡れてしまいました。

4年前の白山での自然地理研究会に続き、白山では雨に縁があります。

その後、温泉に入り、疲れを癒しました。

京都大学自然地理研究会

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