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藤田知弘

研究テーマ
ミオンボ林における、伐採・火入れに対する植生変化及び常緑樹林の成立要因に関する研究
調査地(国、地域)
マラウィ共和国
関心のある分野
森林生態学
研究内容(これまでと現在)
東南部アフリカ、マラウィ共和国北部で人間活動が森林に及ぼす影響について調査を行っています。東南部アフリカにはマメ科ジャケツイバラ亜科の樹木が優占する森(以下、ミオンボ林)が広く分布しています。近年、このミオンボ林は人口増加等の影響でその面積が減少しているといわれています。一方、これまで人間の活動が及ぼすミオンボ林への影響についてはあまり調査が行われておらず、近年、その重要性が増してきています。そこで私は主に伐採と火入れに注目し、これらが森林の動態や更新に及ぼす影響について調べています。また、ミオンボ林の中にパッチ状に存在する常緑樹林の成立要因や遷移様式についても調査をしています。今後、ミオンボ林と常緑樹林の関係についてより詳細な調査・研究を進めていきたいと思います。
略歴

2007年 3月 岩手大学農学部農林環境科学科森林科学講座 卒業

2007年 4月 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 入学

現在に至る

業績
  • 【エッセイ・報告書など】
    • 藤田知弘(2008)「マラウィ北部の自然環境とトゥンブカ人の暮らし」『地理』,古今書院,53(4):80-85
  • 【学会などにおける口頭発表】
    • 藤田知弘 「マラウィ北部における森林利用と植生変化」日本地理学会 獨協大学, 3月,2008年
    • 藤田知弘 「マラウィ北部高地における森林構造の変化:ミオンボ林における人間活動の影響」日本アフリカ学会 龍谷大学,5月,2008年
    • 藤田知弘 「マラウィ北部高地における森林構造の変化−ミオンボ林における人間活動の影響−」日本熱帯生態学会 東京大学,6月, 2008年9月25日
    • Tomohiro Fujita: Change of Forest Structure in Northern Malawi Effect of Human Activities in Miombo woodland. 31st International Geographical Congress, Tunis 2008,August.