シンポジウム/ワークショップ(クリックすると詳細)
- シンポジウム(2015年12月13日, 於京都大学稲盛財団記念館)
「セントラル・カラハリ・サン(ブッシュマン)におけるコミュニケーションの自然誌」(主催:京都大学CCIプロジェクト室、共催:南部アフリカ地域研究会)
- シンポジウム(2014年7月5日, 於京都大学稲盛財団記念館)
「ゆらぐ気候・社会とナミビアの農業」(主催:ナミビア懇話会、共催:SATREPSナミビアプロジェクト・総合地球環境学研究所砂漠化プロジェクト・南部アフリカ地域研究会)
- International Symposium (2010年11月20日 University of Namibia)
- 京都シンポジウム サテライトワークショップ (2006年11月9日,於京都大学)
Globalization and Locality in Southern Africa: A View from the Local Communities
- ワークショップ (2006年2月18日,於東京外国語大学)
「土地」から展望する南部アフリカ−自然と向き合う、変化を生き抜く−
定例研究会
- 第60回 2019/01/26
- 日時:2019年1月26日(土)13:00-15:00
- 場所:京都大学稲盛財団記念館3階301号室
- プログラム
- 13:00-13:15:科研の概要説明およびフランク・マトセ氏の紹介(目黒紀夫)
- 13:15-13:45:研究発表1(伊藤千尋,広島女学院大学)Indigenization of commercial fishing industry and its challenges for resource management in Lake Kariba, Zimbabwe
- 13:45-14:15:研究発表2(藤岡悠一郎,九州大学)Commodification of non-timber forest products and its “potential”: The case of marula products in South Africa
- 14:15-14:25:休憩
- 14:25-15:00:コメント(Frank Matose, University of Cape Town)および総合討論(進行:目黒紀夫, 広島市立大学)
- 主催:科学研究費補助金基盤研究(S)「アフリカ潜在力」と現代世界の困難の克服:人類の未来を展望する総合的地域研究
- 共催:南部アフリカ地域研究会
- 第59回 2018/07/02
- 日時:2018年7月2日(月)15:00-18:00
- 場所:京都大学稲盛財団記念館3階318号室(ゼミ室)
- 発表1:三宅栄里花(京都大学)「狩猟採集民サンと農牧民オバンボの土地利用をめぐる関係形成に関する研究―ナミビア北中部地域を事例に―」
- <要旨>本発表では、2017年9月から11月に実施した現地調査で明らかになったことを踏まえた上で、今後の調査・研究計画について述べる。前回の調査では、サンの定住地の農場ではサンとオバンボの間に「農場の不正利用問題」「畑荒らし問題」が発生していることが明らかになった。しかし、サンはオバンボの畑で働き、現金や農作物を得ることで、農業によって農作物が得られないという問題を回避していた。サンは、先住民政策と土地問題のはざまでジレンマを抱えつつも、生業を柔軟に選択することで生計を維持する適応力をみせていたのである。次回の渡航では、農業や村内での賃金労働、食物のやりとりといった日常レベルのサンとオバンボとの関係について調査を実施する。他地域ではみられないサンの柔軟な生業選択に着目して、土地問題に付随する異民族間の決定的な対立を回避する方略を明らかにすることを試みる。
- 発表2:藤田翔(京都大学)「ナミビア南部ベルセバ地域における貧困問題の住民視点からの理解」
- <要旨>本発表の目的は、ナミビア南部のベルセバ地域で行った前回の調査内容の報告と今後の研究計画を示す事によって、今後の研究テーマと2018年9月から計画している次回の調査の方向性を定める事である。ナミビアでは現在、先住民の居住地域における貧困率と失業率の高さの問題を抱えている。19世紀末から1990年の独立までにドイツと次いで南アフリカによる支配を受けていたナミビアにおいて、先住民地域の貧困問題は被統治時代から続く社会問題であり、独立後約30年を経過する現在においてもなお、その解決には至っていない。調査地のベルセバ地域は、ナマという民族集団の居住地域であり、ナミビア南部で最も貧困率の高い地域である。この地域の状況については、調査機関の報告書などによってこれまで、その貧困の原因や住民の生活の様子の提示が行われてきた。しかし、そうした報告書の多くは統計データや短期間の聞き取り調査に基づくものであり、住民視点からの貧困の実態の把握が不十分となっている。本発表では、2017年8月〜10月(3ヶ月)にかけて行った調査で得た、主に参与観察と聞き取りによるデータに基づいて、住民視点からのベルセバ地域の現状の提示を試みる。そして、先行研究を参照し、調査内容を文化人類学的な議論へとつなげる事を目指す。
- 第58回 2017/07/06
- 日時:2017年7月6日(木)17:00-20:00
- 場所:京都大学稲盛財団記念館3階318号室(ゼミ室)
- プログラム:自己紹介、研究発表(杉山)、今後の話し合い
- 演題:生と死の重なり―ボツワナ・ニューカデにおけるサンの居住形態と埋葬様式の変容
- 演者:杉山由里子
- 第57回 2017/06/22
- 場所:京都大学稲盛財団記念館3F 318室
- 【プログラム】
- 15:00-15:10 ナミビア懇話会について
- 15:10-16:10 宮本佳和(神戸大・院)「家畜をめぐるテリトリーの排他性ーナミビア北西部の牧畜民ヒンバとヘレロの民族誌ー」
- 16:20-17:20 中島健吾(京都大・院)「ナミビア北部・オムシア地域におけるトウジンビエ栽培の課題と解決技術の検討」
- 17:20-18:20 ナミビアに関する情報交換・打ち合わせ
- 18:30- 懇親会
- ※プログラムは一部変更の可能性もあります。
- 共催:ナミビア懇話会、京都大学アフリカ地域研究資料センター
- 第56回 2016/11/07
- 日時:2016年11月7日(月)18:00-20:00(開場17:30)
- 場所:京都大学稲盛財団記念館3階318号室(ゼミ室)
- 演題:Reconciliation after Genocide: the state of affairs between Namibia and Germany
- 演者:Prof. Dr. Reinhart Kößler (Institute of Reconciliation and Social Justice, The University of the Free State)
- 要旨:Memory politics relating to the genocide perpetrated by German troops in what was then German Southwest Africa (1904-1908) addresses a postcolonial situation and a transnational process of negotiation and communication. At the same time, the national image of history is at stake on both sides. This talk will focus on current issues in Namibia, after the German government has recognised the genocide in 2015 (yet not formally apologised for it so far). The various stakeholders and actors in Namibia will be considered, in particular in their relationship to the government and to the government's discourse on Namibia's history under colonialism. Currently, the conflict over the format of negotiations with Germany highlights the relevant issues. The question whether the victim communities should have their own representation at the negotiating table speaks to the issues of sovereignty and unity, in particular as perceived by the Namibian government and SWAPO, the ruling party. These issues will be underpinned by brief forays into the relevant history discourses as represented in monumental structures and communal memory practices.
- 主催:KUASS/京大南部アフリカ地域研究会/ Interdisciplinary Seminar, GSS/科研費基盤A 「第二次世界大戦期植民地兵の研究」(代表:永原陽子)
- 第55回 2016/07/24
- <ナミビア懇話会との共催>
- 【場所】京都大学稲盛財団記念館3F 318室
- 【プログラム】
- 14:30-14:40 あいさつ
- 14:40-15:30 宮本佳和(神戸大・院)「『われわれ』の土地をめぐる争い―ナミビア、カオコランド南部の事例から―」
- 15:30-16:20 水落裕樹(筑波大・院)「衛星・UAVリモートセンシングによるナミビア季節湿地の水文モニタリング」
- 16:20-16:30 休憩
- 16:30-17:30 総合討論(「ナミビアを知るための53章」に関する議論;ナミビアの最新情報の交換等を含む)
- 17:30- 懇親会
- ※プログラムは一部変更の可能性もあります。
- 第54回 2015/11/06
- 【講師】 峯 陽一氏(同志社大学グローバル・スタディーズ研究科)
- 【講演タイトル】歴史と国際関係のなかのアフリカとアジア
- 【要旨】アフリカとアジアを結ぶ「アフラシア」という言葉は、おそらくアーノルド・トインビーの造語だと思われ る。京都では龍谷大学の研究プロジェクトの名前としてご存じの方も多いだろう。今回の報告では、アフラシアを「汎アフリカ主 義と汎アジア主義が互いを発見する空間」と定義し、アフラシアの22世紀(国連人口予測)、アフラシアの20世紀(バンドン会議の精神を体現する思想家たち)、アフラシアの過去(グローバルヒストリーとサハラ以南アフリカ、東南アジア)の3部構成で、国際関係理論の転覆・転回をめざす問題提起を行う。これまで、同内容の英語の報告を関西大学とインドのジャワハルラール・ネルー大学(JNU)で行った。とりわけJNUでは、アフリカ研究を専攻するおよそ30名の博士課程院生を含む聴衆と活発な意見交換を行うことができた。今回は、ASAFASの皆さんと日本語で意見交換してみたい。
- 第53回 2015/06/18
- <文献紹介>
- 杉山由里子:丸山淳子『変化を生きぬくブッシュマン―開発政策と先住民運動のはざまで』
- 原将也: Pamela Kea, 2012. Becoming Local Citizens: Senegalese Female Migrants and Agrarian Clientelism in The Gambia. African Studies Quarterly 13(3): 1-21.
- 藤田知弘:Effion et al. 2013. Bushmeat hunting changes regeneration of African rainforests, Proceedings of the Royal Society B
- 山科千里:Enno Schefuß et al.2011. Forcing of wet phases in southeast Africa over the past 17,000 years. Nature 480: 509-512.
- <文献紹介>
- 第52回 2015/04/23
- <研究活動報告>
- 所属院生による昨年度の活動と今年度の年間計画の報告
- <研究活動報告>
- 第51回 2014/11/11
- 【講師】 Shamil Jeppie (University of Cape Town/Kyoto University)
- 【講演タイトル】"What can we learn with an automobile in South Africa?"
- 【要旨】This talk will look at the role of the automobile in South African society in recent history. Except by way of introduction, it does not consider the automobile industry or transportation issues on a large-scale, the kinds of questions studied by economists, for instance. But it does try to explore what an ethnography of the the intersections of the car, work, and life on some of South Africa's roads could look like. Why is this object which so central to existence in the country not the subject of study? How can it become a topic of study and what could it possibly tell us? This talk then is meant to be a provocation, with some detail recently collected, about experiences in a part of South Africa and the lives of the car.
- 第50回 2014/10/24
- <研究発表>
- 芝田篤紀「ナミビア北東部Bwabwata National Parkにおける土地利用ー近年の自然環境・社会環境の変容を受けてー(調査構想と対象地域の予察)」
- 露木啓悟「ナミビア北部コワリブにおける狩猟採集民ダマラの生業の多角化とそれに伴う周囲の植生への影響」
- <研究発表>
- 第49回 2014/06/26
- <研究発表>
- 関口慶太郎「ボツワナ共和国の定住地カッガエにおける遠隔地居住者の生活とブッシュマン―カラハリ間のインタラクション」
- <研究発表>
- 第48回 2014/04/18
- <年間計画発表と研究紹介>
- 露木・関口・シ・原・藤田・山科
- <年間計画発表と研究紹介>
- 第47回 2013/12/17
- <調査報告>
- 関口慶太郎「ボツワナにおけるブッシュマンの生活の現状―生計戦略の多様性と援助政策の問題点」
- <調査報告>
- 第46回 2013/07/22
- <調査計画発表>
- 関口慶太郎「調査計画発表―博士予備論文「再定住地周辺に暮らすブッシュマンの間にみられる雇用体系の変容」執筆のための予備調査―」
- <調査計画発表>
- 第45回 2013/05/13
- <研究発表>
- 米田亮太「マラウィ共和国北部州における伝統医療実践と妖術言説の関わり―前回調査の報告と今後の展望」
- <研究発表>
- 第44回 2013/04/18
- 第42回 2012/05/24
- 第41回 2012/04/27
- <所属院生による年間計画発表>
- <研究発表>
- 藤田知弘「熱帯山地雨林種のミオンボ林への侵入」
- 第40回 2011/08/24
- 第39回 2011/07/28
- 第38回 2011/06/21 (地球研レジリアンス・プロジェクトと共催)
- 【講師】 Lisa Cliggett(Associate Professor of Anthropology,University of Kentucky)
- 【講演タイトル】The Revolving Door of Parks and People?: Access and alienation in a Zambian park buffer zone
- 【要旨】Since the late 1970s, farmers from across Zambia, but especially theGwembe Valley in Zambia’s southern province, have poured into a GameManagement Area bordering the Kafue National Park in Central Zambia. While claiming farmland, these settlers clear the woodland savannahrapidly, and harvest impressive quantities of maize and cotton. Thispaper explores the history of development induced migration -startingwith the forced relocation in 1958 of 60,000 Gwembe Tonga people,living aside the Zambezi river which triggers a series of subsequent displacements, ultimately resulting in frontier settlement and landcover change in the park buffer zone. Key factors explored in thispaper include dynamics between development, economic processes, andinterethnic relations. Most recently in the frontier region, host -migrant power dynamics and the links to economic and ecologicalprocesses have resulted in heavily contested land grabbing, new roundsof forced relocations, secret monetary dealings, increasedsocio-economic differentiation within communities and most disturbing,armed attacks and murder. Drawing from a theoretical backdrop of"political ecology", I argue that a constellation of power dynamicstying people, environments and livelihoods together - that is, aconstellation of political-ecologies through time and across place hasresulted in acute social differentiation with visible impacts in theform of land cover change and alarming outbursts of conflict andviolence. The paper presents ethnographic and survey data from sixfield seasons of research since 2004, and is set within thelongitudinal Gwembe Tonga Research Project, started in 1956 byElizabeth Colson and Thayer Scudder.
- 【プログラム】
- 14:00-14:30 セミナー
- 14:30-14:45 質疑応答
- 14:45-15:00 休憩
- 15:00-15:45 英文出版に関する講義・対談
- 第37回 2011/04/25
- 前川「南アフリカ地方村落における通信の現状」
- 手代木「今後の研究計画案」
- 山科「前回,前々回のCaprivi調査の報告」
- 伊藤「研究計画」
- 藤岡「昨年度の調査結果と今年度の研究計画」
- 第36回 2011/03/24
- 丸山「"南部"から学んだこと」
- 第35回 2010/08/21 国際シンポジウムに向けた研究発表・打ち合わせ
- 井戸「ジンバブウェ再入植地における住民の保有地拡大と地域社会の動態」
- 第34回 2010/08/20 国際シンポジウムに向けた研究発表・打ち合わせ
- 藤岡「ナミビア農牧社会における土地の囲い込みと自然資源利用の変化:資源の私的・共的利用の接合による脆弱性緩和」
- 手代木「ナミビア北西部旧ダマラランドにおける放牧活動の変容と現状」
- 伊藤「経験・モビリティ・個人の選択からみる農村社会の変化:ザンビア農村部における世帯間格差の事例から」
- 山科「ナミビア北部、自然保護区内における自然資源管理と植生の変化」
- 第33回 2010/08/06 国際シンポジウムに向けた読書会
- ?ナミビアの歴史の概略、土地制度の変遷について(担当:藤岡)
- 永原陽子(1993)「「国民的和解」の実験−ナミビアの独立−」林晃史編『南部アフリカ諸国の民主化』アジア経済研究所,pp.165-208.
- 永原陽子(1997)「現代ナミビアにおける「伝統的権威」−マンドュメの死からクワニャマ王国−」林晃史編『南部アフリカ民主化後の課題』アジア経済研究所,p.175-204.
- ?南アにおけるアパルトヘイトの形成と民主化の過程について(担当;前川)
- ロバート・ロス(2009)『南アフリカの歴史』石鎚優訳,創土社. 第4章〜7章,pp. 97-211.
- ?南アの土地改革について(担当;井戸)
- Henry Bernstein (ed.) (1996) "The Agrarian Question in South Africa", Library of Peasant Studies No. 13. London: Frank Cass のうち下記の章 'Land Reform in the Eastern Free State: Policy Dilemmas and Political Conflicts' pp. 209-244.
- ?ナミビアの歴史の概略、土地制度の変遷について(担当:藤岡)
- 第32回 2010/07/22 国際シンポジウムに向けた読書会
- ?『アフリカ国家を再考する』(川端正久・落合雄彦編、晃洋書房、2006年のうち、第1章・3章・14章)(担当;中山)
- ?"A New Scramble and Development?: Imperialism, Investment and Development" (Southall, R. & H. Melber eds., University of KwaZulu-Natal Press, 2009) のうち、*第1章*("Scrambling for Africa? Continuities and Discontinuities with Formal Imperialism"(担当;藤岡)
- 第31回 2010/07/21 国際シンポジウムに向けた研究発表・打ち合わせ
- 村尾「自主的定着難民が再編する境界:ザンビア西部州におけるアンゴラ移住民の土地利用から」
- 成澤「アフリカにおける『女性の周縁化』再考:ザンビア・トンガ農村社会の変容と女性の経済実践」
- 姜「治療経験をもとにしたケアコミュニティの出現:ザンビア、ハンセン病回復者定着村の事例」
- 中山「南部アフリカ地域における難民政策と地域実践」
- 第30回 2010/06/10 国際シンポジウムに向けた読書会
- ?吉國恒雄「燃えるジンバブウェ―南部アフリカにおける「コロニアル」・「ポストコロニアル」経験」晃洋書房,2008.(担当:井戸)
- ?小倉充夫「南部アフリカ社会の百年ー植民地支配・冷戦・市場経済ー」東京大学出版会,2009.(担当:伊藤)
- 第29回 2010/03/24 国際シンポジウムに向け「南部アフリカ」という地域単位を様々な角度からとらえなおすとともに、地域大国・南アフリカについて理解を深めることを目的として行われた研究会.3人のゲストスピーカーを招聘.
- 山本めゆ(京都大学文学研究科・院生)「モデル・マ イノリティの20世紀――南アフリカの中国系コミュニティに注目して」
- 牧野久美子(アジア経済研究所)「年金は誰のため:南アフリカの非拠出年金に関する批判的分析」
- 舩田クラーセンさやか(東京外国語大学)「東南部アフリカ現代史の可能性を追求する」
- 第28回 2010/01/22 研究発表
- 井戸雄大「ジンバブウェ再入植地域における土地拡大過程と地域コミュニティーに関する研究」
- 第27回 2009/11/13 研究発表
- 第26回 2009/08/05 研究発表「変容する南部アフリカ農村をどのように捉えるか?―生業の多様化と経済格差の視点から―」
- 第25回 2008/12/9 研究発表
- 長倉美予「レソト山岳地における生業とその変化」
- 第24回 2008/7/31 研究内容・調査計画発表
- 手代木・山科:次回の調査計画を発表
- 成澤徳子「アフリカ農村社会における生業変容と女性の経済活動に関する研究」
- 第23回 2008/4/22 研究発表
- 第22回 2007/8/15 論文紹介
- 南部アフリカにおけるグローバリゼーションに関する論文を紹介し、討議を行った。
- Paul-Henri Bischoff (2004) "Regionalism and Regional Cooperation in Africa: New Century Challenges and Prospects." In John Mukum Mbaku & Suresh Chandra Saxena (eds) "Africa at the Crossroads: Between Regionalism and Gloalization" pp. 121 -146.(藤岡担当)
- Wim van Binsbergen, Rijk van Dijk & Jan-Bart Gewald (2004) "Situating Globality: African Agency in the Appropriation of Global Culture." In Wim van Binsbergen and Rijk van Dijk (eds) Situating Globality: African Agency in the Appropriation of Global Culture", pp. 3-54.(飯田担当)
- 南部アフリカにおけるグローバリゼーションに関する論文を紹介し、討議を行った。
- 第21回 2007/7/22 論文紹介
- 南部アフリカにおけるグローバリゼーションに関する論文を紹介し、討議を行った。
- Carol B. Thompson (2000) "Regional Challenges to Globalisation: Perspectives from Southern Africa" New Political Economy, 5(1): 41 - 57.(藤岡担当)
- David Moore (2001) "Neoliberal globalisation and the triple crisis of 'modernisation' in Africa: Zimbabwe, the Democratic Republic of the Congo and South Africa." Third World Quarterly, 22(6): 909 - 929. (飯田担当)
- 南部アフリカにおけるグローバリゼーションに関する論文を紹介し、討議を行った。
- 第20回 2007/5/31 論文紹介
- 井戸・姜・藤田が各自の研究に関連する論文を紹介し、討議を行った。
- Admos Osmand Chimhowu (2002) "Extending the Grain Basket to the Margins: Spontaneous Land Resettlement and Changing Livelihood in the Hurungwe District, Zimbabwe." Journal of Southern African Studies, 28(3): 551-573.(井戸担当)
- Atkinson, S. (1999) "The referral process and urban health care in sub-Saharan Africa: The case of Lusaka, Zambia." Social Science and Medicine, 49: 27-38.(姜担当)
- Sanchez, P.A. (1995) Science in agroforestry. Agroforestry System, 30: 5-55. (藤田担当)
- 井戸・姜・藤田が各自の研究に関連する論文を紹介し、討議を行った。
- 第19回 2007/3/4 ワークショップ 「現代南部アフリカと地域研究」 事前勉強会
- ワークショップに招聘する発表者の論文の読み合わせを行った。村尾・成澤・丸山・飯田が発表し、討議を行った。
- 第18回 2006/11/7 ワークショップ "Globalization and Locality in Southern Africa" 予行
- 藤岡「Two Perspectives on Globalization: The National Beef Industry and Local Livestock Farming in Namibia」
- 飯田「Expansion of the Global HIV/AIDS Epidemic in Zimbabwe」
- 第17回 2006/10/17 ワークショップ "Globalization and Locality in Southern Africa" 事前勉強会
- グローバリゼーションと「アフリカ」に関連する文献を紹介し、討議を行った。
- 取り上げた文献:Ferguson, J. (2006) Global shadows : Africa in the neoliberal world order. Duke University Press.(榊原・藤岡担当)
- グローバリゼーションと「アフリカ」に関連する文献を紹介し、討議を行った。
- 第16回 2006/10/10 アフリカ開発研究会との合同研究会
- JICA「ザンビア・イニシアティブ地域における農村開発プロジェクト」長期専門家の宍戸竜司さんに難民の地域統合に関連する開発プロジェクトという、JICAの新たな取組みとその課題について話題提供をしていただき、今後の難民を対象といた開発プロジェクトのありかたについて活発な討議を行った。
- 第15回 2006/10/06 ワークショップ "Globalization and Locality in Southern Africa" 事前勉強会
- ムフェカネや移住に関連する文献を紹介し、討議を行った。
- Omer-Cooper, J.D. (1966) "The Zulu Aftermath: A ninteenth-century revolution in Bantu Africa"Longman.(藤岡担当)
- Carolyn, Hamilton. (1995) "The Mfecane Aftermath: Reconstructive debates in Southern African History" University of Natal Press.(藤岡担当)
- Jonathan Crush. "Migrations Past: An Historical Overview of Cross-Border Movement in Southern Africa" David McDonald, eds. "On Borders: Perspectives on Cross-Border Migration in Southern Africa" Idasa.(飯田担当)
- ムフェカネや移住に関連する文献を紹介し、討議を行った。
- 第14回 2006/9/19 ワークショップ "Globalization and Locality in Southern Africa" 事前勉強会
- グローバリゼーションと国家、アイデンティティに関連する文献を紹介し、討議を行った。
- Gupta, A & Ferguson, J. (1997) "Beyond "Culture": Space, Identity, and Politics of Difference" In Gupta, A & Ferguson, J. eds "Culture, Power, Place: Explorations in Critical Anthropology" Duke University Press: pp33-51.(藤岡担当)
- Ferguson, J. (1999) "Global Disconnect: Abjection and the Aftermath of Modernism", In "Expectations of Modernity: Myths and Meanings of Urban Life on the Zambian Copperbelt",University of California Press: pp234-254.(飯田担当)
- Lawrence S.Flint (2003) "State-Building in Central Southern Africa: citizenship and subjectivity in Barotseland and Caprivi" International Journal of African Historical Studies, 36-2: 393-428.(岡本担当)
- グローバリゼーションと国家、アイデンティティに関連する文献を紹介し、討議を行った。
- 第13回 2006/9/12 ワークショップ "Globalization and Locality in Southern Africa" 事前勉強会
- グローバリゼーションに関連する文献を紹介し、討議を行った。
- 前川啓治(2000)『開発の人類学』新曜社.(岡本担当)
- アルジュン・アパデュライ(1996)『さまよえる近代:グローバル化の文化研究』平凡社.(飯田・藤岡担当)
- グローバリゼーションに関連する文献を紹介し、討議を行った。
- 第12回 2006/7/11 研究計画発表
- 手代木「ナミビア半乾燥地域における,インゼルベルグの地生態学的特性と人々の生活の関わり」
- 伊藤「農村における労働移動の社会・経済的影響―出稼ぎの今と農村の役割」
- 山科「半乾燥地における動植物と水の関わり」
- 中村「ザンビア南部州グエンベ県近郊カリバ湖周辺におけるファーミングシステム」
- 第11回 2006/6/15 11月のサテライトワークショップの準備
- 企画内容に関して、牧野久美子さん(日本貿易振興機構アジア経済研究所)を交えて議論を行なった。
- 村尾が「ザンビア西部州におけるアンゴラ難民の編入―自主的に村へ定住した人びとの社会的な営みから―」という演題で発表を行なった。
- 第10回 2006/2/9 ワークショップ「土地」から展望する南部アフリカ 予行
- 岡本「ロジ社会の成立基盤としてのザンベジ川氾濫原」
- 吉田「「砂漠ゾウ」と牧畜民との関係性の変容−季節河川の利用をめぐって−」
- 中山「湖に「まち」をつくる―マラウイ湖漁撈社会変容における帰還労働移動者受容―」
- 第9回 2006/2/3 ワークショップ「土地」から展望する南部アフリカ 予行
- 淡路「ザンビア南部半乾燥地域におけるソルガム栽培」
- 村尾「砂土に茎を植える技術 ―ザンビア西部におけるキャッサバ栽培と土地の利用―」
- 丸山「ボツワナの再定住地における狩猟採集民サンの居住地選択」
- 第8回 2006/7/21
- 長倉、菅野が今後の研究計画を発表。
- 第7回 2005/7/14 土地をテーマにした研究発表会3
- 丸山「ボツワナの再定住地にみるサンの居住地選択」
- 吉川「ザンビア東部における社会変容と農地利用の変化:チェワ農民による新たな畑の創出をめぐって」
- 村尾「農からみる土地資源:ザンビアにおける作物栽培を中心に」
- 淡路「ザンビア南部、半乾燥地域におけるソルガム栽培」
- 第6回 2005/6/9 土地をテーマにした研究発表会2
- 藤岡「ナミビア北部におけるCattle Postの展開:オヴァンボの生業変容に注目して」
- 中山「湖に街ができるまで」
- 岡本「ザンベジ川氾濫原における民族集団間の相互交流」
- 吉田「ホアルシブ川流域におけるゾウーヒト関係の動態」
- 第5回 2005/5/12 土地をテーマにした研究発表会1
- 高田「ナミビア北部におけるサンとその隣人との関係史」
- 飯田「ジンバブウェにおける都市とジェンダー:居住権の歴史的変遷について」
- 第4回 2004/12/17
- 山本久太(ケープタウン大学社会人類学科)が「疎外と再編入:ケープタウンにおける、あるストリートユース更生プログラムの考察から」という演題で発表。ストリートユース(16歳から25歳までの路上生活者)を対象とする更生プログラムを受講している男性とその更生プログラムを運営する職員を対象にインタヴューを行ない、ストリートユースが社会から疎外され、また更生プログラムを通して社会へ再編入される過程を論じた。
- 荒木茂が「南部アフリカを特徴づけるもの−路上観察の結果から」という演題で、ナミビア、ザンビア、ジンバブウェ、南アフリカの各地の農村と都市において共通にみられる諸要素(植民地時代の遺制とその後の展開)について紹介した。
- 第3回 2004/9/24
- 村尾が 調査報告と今後の研究の方向性について発表。
- 第2回 2004/7/22
- 吉田、淡路、成澤、藤岡が各自の研究関心と調査計画について発表。
- 第1回 2003/9/17
- 村尾が2003年11月からのフィールド調査計画を発表。