(写真左:調査村の子供たち。写真右:毎日相談にのってくれていた女性たちに出発をつげる。)
関心分野:
人類学、障害学、地域研究、
研究テーマ:
「アフリカにおける障害者と社会のかかわりに関する人類学的研究」
研究歴:
2006年4月 ASAFAS入学
2006年7月〜2007年3月 カメルーン東部州にて第一回フィールドワーク。
ヨカドマとムルンドゥの中間に位置するM村で、病いを中心とした日常のケアについて調査する。そこで、身体障害の男性と出会う。ローカルコミュニティにおける身体障害者の生活実践を明らかにすることを決意。そのような折、漁労キャンプに行く途中で怪我をしてしまい帰国。
(写真左上:調査地域で現金獲得源となるカカオ園。三輪車型の車椅子を使いながら農耕を営んでいる。写真右上:バカ・ピグミーの集落。この日は母親がケアをおこなわれていたが、毎日その介助者が変わっていることに驚く。)
2007年7月〜2007年11月 カメルーン東部州農村と首都ヤウンデで第二回フィールドワーク。
カメルーン東部州の幹線道路沿いで広域調査をする。聞き取り調査をおこなかで、ミッション・カトリックの影響力について言及する必要性を感じる。また、首都ヤウンデのミッション系の障害者施設で調査をはじめる。
研究業績:
(1)学術雑誌等
(学位論文)
1. 戸田美佳子 「カメルーンの「障害者」―生活実践とその社会的コンテクスト―」(平成20年度京
都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士予備論文(修士号学位論文相当))2008年7月
(2)国内学会・シンポジウム等における発表
(ポスター発表)
2. 戸田美佳子 「カメルーン農村社会にくらす障害者の営み−ローカルな障害の理解に着目して−」 魅力ある大学院教育イニシアティブ・プログラム 公開シンポジウム 於京都大学 2008年2月8日
2008年10月19日 現在