11/19トーク・イベント 「アフリカ文化探検の50年から未来を展望する~今、世界が学べること」が開催されます

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トーク・イベント 「アフリカ文化探検の50年から未来を展望する~今、世界が学べること」

京都大学には、半世紀以上にわたるアフリカ研究の歴史があり、世界をリードする輝かしい業績を蓄積してきました。これを牽引してきた一人である田中二郎先生(京都大学名誉教授)は、2017年7月に『アフリカ文化探検―半世紀の歴史から未来へ―』を出版されました。本書には、50年におよぶ研究史と未来への展望が数多くの貴重なカラー写真とともに示されています。
このトーク・イベントでは、未知の世界に飛び込んで調査するフィールドワークの醍醐味を、次世代を担う若者たちを中心に広く社会に伝えたいと思います。また、グローバル化の大波のなかで混迷を深める現代世界の未来に立ち向かうために、私たちは今、アフリカ社会から何を学ぶことができるのかを、みなさんと一緒に考えます。

日時:2017年11月19日(日)14:00~17:00
会場:京都大学稲盛財団記念館3階 大会議室
入場料:無料
要申込(申し込み方法の詳細はプログラムの下にまとめてあります)

<プログラム>
14:00~14:05 開会のあいさつ: 重田眞義(京都大学アフリカ学際研究拠点推進ユニット長)
14:05~14:35 山極壽一(京都大学 総長) 「ゴリラから見たアフリカ研究の50年」
14:35~15:05 田中二郎(京都大学 名誉教授) 「ブッシュマン研究―半世紀の記録から―」
15:05~15:30 高田 明(京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科 准教授)
「文化を再生産する―ブッシュマンとフィールドワーカーの現場で何が起きているか―」
15:30~15:55 丸山淳子(津田塾大学学芸学部 准教授)
「ブッシュマンに育てられた娘―カラハリ砂漠で一人前になるには―」
15:55~16:05 休憩
16:05~17:00 「総合討論:アフリカから何を学ぶことができるか」
司会:重田眞義(京都大学アフリカ学際研究拠点推進ユニット長)

★申し込み方法:事前申し込みが必要です。メールまたは往復はがきで京都大学学術出版会シンポジウム掛までお申し込み下さい。その際、メールタイトルを「シンポジウム参加希望」とし、氏名/職業、学年等/年齢/お電話番号/メールアドレス/お住まいの市区(お葉書の場合は返信住所)をお知らせ下さい。お申し込みが多数の場合、抽選を行います。原則としてお申し込み日の翌週末までに、ご登録いただいたメールアドレスに抽選結果をお送りします。メールが届かない場合、誠にお手数ですが、事務局までご連絡下さい。
E-mail: sympo@kyoto-up.or.jp
住所:〒606-8315 京都市左京区吉田近衛町69番地 京都大学吉田南構内 京都大学学術出版会シンポジウム掛

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同時開催イベント: 田中二郎写真展「1970年代以前の伝統的狩猟採集生活をおくるブッシュマン」
京都大学百周年時計台記念館にて/2017年10月30日~2018年1月15日(12月28日~翌1月3日を除く)/9:00~21:30(初日は15:00開場/最終日は12:00閉場)/入場無料
* 11月18日(16:00-17:30)田中名誉教授による講演あり

1980年代以降、ボツワナ・ナミビア両政府が強制的に進めた定住化政策によって、ブッシュマンの社会は激変し、伝統的な狩猟採集生活は失われました。本写真展では、それ以前の伝統的なブッシュマン社会を記録した数千枚の貴重な写真のなかから数十枚を厳選し、解説をつけて展示します。
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お問い合わせ:京都大学学術出版会シンポジウム掛
TEL:075-761-6182

主催:京都大学、京都大学アフリカ学際研究拠点推進ユニット、京都大学アフリカ地域研究資料センター、京都大学学術出版会
後援:読売新聞社・活字文化推進会