アフリカ研究最前線
東京公開講座

「アフリカの食と農」

 

日 時:2011年5月14日(土) 11:00~13:00

会 場:京都大学 東京オフィス 会議室2・3
〒108-6027
東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟27階
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/tokyo-office/about/access.htm
アクセス:JR・京浜急行 品川駅より徒歩5分
【品川駅からのアクセス】
品川駅・東西自由通路(レインボーロード)より品川インターシティA棟の2階に入館できます。エスカレーターで3階までお上がりいただき、手前の高層階エレベータで27階にお越しください。なお、土・日・祝日には、エレベータは1階に止まりません。

 

■ 受講料 無料
■ 定員 50名
■ 申し込み

受講を希望される方は事前登録をお願いします。
お名前、ご住所、電話番号、E-Mailアドレスを記して、
以下のいずれかまでお送りください。

E-mail: front-africa[at]jambo.africa.kyoto-u.ac.jp
※[at]は@に変更してください
FAX: 075-753-7831
郵便:〒606-8501 京都市左京区吉田下阿達町46
京都大学アフリカ地域研究資料センター 公開講座係

「アフリカの農業と農村開発」
伊谷 樹一(京都大学アフリカ地域研究資料センター)

東アフリカの半乾燥地に展開する多彩な在来農業を紹介しながら、アフリカ農業が直面するさまざまな問題点とその解決にむけた取り組みを解説します。»詳細情報

「アフリカ熱帯林における生業と食生活」
木村大治(京都大学アフリカ地域研究資料センター)

コンゴ民主共和国の熱帯林に住む焼畑農耕民ボンガンドの農耕,狩猟,漁労活動の様子と,得られた食物をどのように食べているかについて,写真を交えてお話しします。
»詳細情報


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「アフリカの農業と農村開発」

講師:伊谷樹一(京都大学アフリカ地域研究資料センター)

 

アフリカでは今も多くの農民が近代的な農業技術に頼らず、自然のサイクルに歩調を合わせながら人力や畜力によって生活の糧を得ています。多様な生態環境のなかで育まれた農業は、それぞれの社会・文化・宗教と密接に結びつきながら各地に個性的な農法を発達させてきました。ところが近年、急速なグローバル化や人口増加によって活発化する人間活動が生態環境への負荷を高め、それによる物質循環の乱れは生態環境に強く依存する在来農業に暗い影を落としはじめています。この公開講座では、主として東アフリカの半乾燥地域に展開する在来農業について、生態・社会・文化との関わりを具体的な事例とともに紹介します。そして、アフリカにとって急務の課題となっている環境に配慮した農村開発にとって、地域研究がどのように貢献できるかを考えてみたいと思います。

 

 【講師プロフィール】
伊谷 樹一(いたに じゅいち)
京都大学アフリカ地域研究資料センター准教授
1961年京都府生まれ。1990年に京都大学大学院農学研究科を修了したのち、宇都宮大学農学部講師を経て、京都大学准教授に就任し、現在に至る。『国際農業協力論』1994,古今書院、『アフリカと熱帯圏の農耕文化』1995,大明堂などに分筆。サハラ以南アフリカの広大な地域を占める乾燥疎開林(ミオンボ林)帯をフィールドとして、そこで営まれてきた多様な生業、とくに在来農業について研究してきた。最近では、農村開発にも関心を広げ、実践的な活動にも関わっている。

 

「アフリカ熱帯林における生業と食生活」

講師:木村大治(京都大学アフリカ地域研究資料センター)

 

私は最近,コンゴ盆地の熱帯雨林にあるフィールドの村に滞在しているとき,村の人々や自分の食べているものをまめに写真に撮るようにしています。食べ物の写真は,人に見せるときいちばん興味を持ってもらえるもののひとつだし,現地で何を食べているかを見ることは,そこに住む人々の生活を知るための貴重な手がかりになるからです。この公開講座では,そのような食べ物や食事の写真を糸口として,コンゴ民主共和国の熱帯雨林に住む焼畑農耕民ボンガンドの居住環境,焼畑農耕・狩猟・漁撈・採集活動,食事文化,社会経済的状況などについて解説していきます。

 

 

 

 

 

 【講師プロフィール】
木村 大治(きむら だいじ)
京都大学アフリカ地域研究資料センター准教授
1960年 愛媛県生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。福井大学教育学部助教授,京都大学大学院人間・環境学研究科助教授,京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科助教授を経て,2007年より現職。アフリカ熱帯雨林の農耕民,狩猟採集民の日常的コミュニケーションを研究している。主な著作は『共在感覚 -アフリカの二つの社会における言語的相互行為から』京都大学学術出版会,2003年,『インタラクションの境界と接続-サル・人・会話研究から』(共著)昭和堂,2010年,『コミュニケーションの自然誌』(共著) 新曜社,1997年 など。