第7回 高山・亜高山帯の植生の分布とその環境について

 趣旨

「高山・亜高山帯の植生の分布とその環境について」の野外実習

 講師

 概要

日時

2002年6月21日(金)午後4時半−6月24日(月)午後3時

場所
御嶽山(岐阜県・長野県)
参加者
4名 (学部生1、 院生2、 教官1)

 報告

今回は、岐阜県の奥飛騨、濁河温泉から御嶽山に登り、亜高山帯の森林や高山帯の高山植物を観察し、その生育環境について勉強しました。御嶽山の山頂の大きさに驚かされるばかりでなく、その点在する火口に水を湛えているたくさんの美しい池に魅了されました。

高山植物は豊富とはいえませんでしたが、雪解けの早い風衝地には、ミネズオウやコメバツガザクラ、イワヒゲなどの矮低木やキバナシャクナゲなどの低木、ミヤマキンバイなどの草本が開花していました。亜高山帯では、オオシラビソやシラビソ、コメツガなどの林床に、イワカガミやショウジョウバカマ、ゴゼンタチバナなどが開花していました。

御嶽山、飛騨頂上付近から見た三の池と背後の中央アルプスの山並み。

夕日が沈む直前に、遠くの北アルプスをバックに記念撮影。眼下は、五の池と御岳小屋。

北アルプス遠望。手前が継子岳と五の池、御岳小屋。その背後の真ん中の大きいのが乗鞍岳。その左の尖ったのが笠ヶ岳。右に穂高岳。

雲海に沈む夕日。

二の池と雲の中の乗鞍岳と北アルプス。

剣が峰山頂で記念撮影。

剣が峰山頂から見える噴煙とその背後の王滝山頂。

剣が峰の南西の地獄谷。数カ所から噴煙が出ていた。

剣が峰をバックに記念撮影。

濁河温泉に近い仙人滝。やっと下山して、濁河温泉の露天風呂に入りました。

登山の疲れを癒すには温泉は最高です。

京都大学自然地理研究会

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