トチノキ発表会 

 趣旨

今年度,自然地理研究会では財団法人国際花と緑の博覧会記念協会の助成を受け,滋賀県高島市朽木をフィールドに継続的な調査活動を実施してきました。そして今回、「トチノキ発表会」(主催:巨木と水源の郷をまもる会,共催:高島市・滋賀県立いきものふれあいの里・京都大学自然地理研究会)を開催し,調査成果の発表を行いました。

 概要

日時
2012年3月25日(日)
場所
滋賀県高島市 安曇川公民館

 内容

トチノキ発表会には総勢 115 名の参加があり、「巨木と水源の郷をまもる会」による巨木の保全活動の現状が報告された後,自然地理研究会の調査成果を報告しました。また、朽木と同じく丹波高地に属し、トチノキ巨木林を持ち過疎化に悩む綾部市の古屋(こや)の方々も発表会に参加し、現在古屋で行われている活動について説明していただいたほか、古屋(こや)に住むお年寄りと朽木の古屋(ふるや)の住民とのトチノキにまつわる対談も行われました。

自然地理研究会からは飯田義彦氏による、「朽木の巨木に関する文化・生態調査」についての報告が行われたほか、水野一晴先生・藤岡悠一郎氏からはインドやナミビアにおける人と樹木の関わりの事例について紹介がありました。

自然地理研究会では来年度以降も朽木をフィールドに調査活動を継続する予定です。

京都大学自然地理研究会

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