セミナー第2回 東南アジア・ヒマラヤのナットウの文化地理学的研究の変更点

  • 追加された行はこのように表示されます。
  • 削除された行はこのように表示されます。
!!!セミナー 第2回 
!!概要
::日時
:::5月31日(金) 18:00-20:30
::場所
:::京都大学稲盛財団記念館3階318セミナー室
!!発表者および内容
::話題提供者
:::横山智(名古屋大学大学院環境学研究科 地理学教室、教授)
 
::発表タイトル
:::東南アジア・ヒマラヤの照葉樹林帯に見られるナットウの文化地理学的研究
!!発表要旨
1960〜70年代にかけて、照葉樹林帯には類似の植物を利用した類似の文化が存在するとされる「照葉樹林文化論」が注目を集めた。
 
この研究で扱う納豆様の無塩発酵大豆食品(ナットウ)も、その文化要素の一つとされている。ナットウは、日本と中国以外にも東南アジア・ヒマラヤ地域で見られ、微生物学や栄養学分野では研究の蓄積があるが、人文科学的視点からの研究が非常に遅れており、ナットウの起源や伝播経路に関しては、未だに明らかになっていない。
 
そこで本発表では、これまでの議論を踏まえつつ、東南アジアとヒマラヤのナットウにフォーカスをあて、ナットウを製造する民族の特徴、製法、利用方法の調査結果から,各地のナットウの共通点と差異を踏まえて、ナットウの起源と伝播の仮説を提示することを試みたい。現在,納豆菌の供給源となる植物利用の多様性に着目し、それを指標としてナットウの起源と伝播に迫ることを試みているが,まだ調査途中のため,今回の発表では,これまでの結果から研究視点の妥当性について,参加者と共に議論したいと考えている。
 
東南アジアからヒマラヤにかけての照葉樹林帯を比較して明らかにされる食文化の相似性は、提唱からすでに40年以上経過している照葉樹林文化論を現代的文脈から再考するための基礎的な検討材料になることが期待される。

!!セミナー風景
{{img P5310199.JPG,height=385}}
{{img P5310218.JPG,height=385}}

 
トップ 一覧 検索 ヘルプ ログイン