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南部アフリカ地域研究会とは

21世紀COEプログラム「世界を先導する総合的地域研究拠点の形成」によるザンビアFS開設を機に、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科アフリカ地域研究専攻の院生の発案によって本研究会はスタートしました。

2003年5月に開かれた最初の会合において、大学院生だけでなく、南部アフリカをフィールドとする教官や外部の研究者が参加して、「南部アフリカ」という枠組の中で、各自の研究を捉えなおしてみようという機運が生まれました。そして南部アフリカに関する情報を交換するとともに、議論を深める場をつくることが提案され、2003年9月に第1回の研究会が開催されました。

その後、国内外の南部アフリカ研究者と広く連携しながら、定期的に研究会を開催すると同時に、以下のワークショップ・シンポジウムを開催しました。まず、2006年2月、ワークショップ『「土地」から展望する南部アフリカ』を東京外国語大学において主催し、研究会のメンバーそれぞれが積み重ねてきた研究成果を発表しました。

2006年11月に開かれた京都シンポジウムにおいてはワークショップ "Globalization and Locality in Southern Africa"を南部アフリカ地域研究会のメンバーが中心となって開催しました。

また2010年には、ナミビアにおいて、南部アフリカ地域研究会の院生が中心となって国際シンポジウム"THE DYNAMICS OF SOCIOECONOMIC CHANGES IN LOCAL SOCIETIES IN SOUTHERN AFRICA:THE CHALLENGES OF AREA STUDIES"を開催しました。

本研究会はこれまでの活動を通じて培った議論をもとに、激動する南部アフリカの情勢のなかで多様化と一元化が混在する地域社会の現状について、今後も学際的なアプローチを通じて検討していきます。