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林耕次

(写真上:2001年、調査村であるドンゴ村のバカ・ピグミーの森のキャンプにおいて。)

関心分野:

生態人類学、文化人類学、民族生物学、アフリカ地域研究

研究テーマ:

狩猟採集民の生業と社会変容

(写真左上:解体中の“ゲンディ”(Cephalophus callipygus)。もっともポピュラーな狩猟対象種である。あっさりしていて美味。写真右上:“ファメ“と呼ばれるカワイノシシ(Potamochoerus porcus)。姿は美しく、バカによる味の人気も上位である。日本では、横浜ズーラシアで見ることができる。)

学歴:

1997年4月 神戸学院大学 人間文化学研究科 人間行動論専攻 博士課程前期入学<カメルーン調査のため、1年間休学>

2000年3月 神戸学院大学 人間文化学研究科 人間行動論専攻 博士課程前期修了修士(人間文化学)

2000年4月 総合研究大学院大学 先導科学研究科 生命体科学専攻 博士課程後期入学(2000年5月〜2002年3月 総合研究大学院大学 文化科学研究科(国立民族学博物館内)の受託研究生)(2003年4月〜2005年3月 総合地球環境学研究所 共同利用研究員)

2005年3月 総合研究大学院大学 先導科学研究科 生命体科学専攻 博士課程後期単位取得退学

2005年4月〜2007年3月 統計数理研究所 外来研究員

2007年3月 博士号(学術)取得 (総合研究大学院大学 先導科学研究科 生命体科学専攻)

2007年4月〜2009年3月 国立民族学博物館 外来研究員

2008年10月〜2012年3月 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 研究員

2010年10月〜 神戸学院大学 人文学部 ポストドクトラルフェロー

2012年4月〜 京都大学アフリカ地域研究資料センター 研究員

研究歴:

1998年7月〜1999年7月 カメルーン共和国南東部の熱帯雨林において、ピグミー系狩猟採集民バカ(Baka)を対象とした生態人類学的調査(文部省科学研究費補助金『アフリカ熱帯多雨林における他民族共存に関する人類学的研究』(代表;寺嶋秀明 神戸学院大学教授)の研究協力者として参加)

2001年2月〜7月 カメルーン共和国南東部の熱帯雨林において、ピグミー系狩猟採集民バカ(Baka)を対象とした生態人類学的調査(文部省科学研究費補助金『生活環境としてのアフリカ熱帯雨林に関する人類学的研究』(代表;市川光雄 京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科教授)の研究協力者として参加)

2002年2月〜6月 カメルーン共和国南東部の熱帯雨林において、ピグミー系狩猟採集民バカ(Baka)を対象とした生態人類学的調査(文部省科学研究費補助金『生活環境としてのアフリカ熱帯雨林に関する人類学的研究』(代表;市川光雄 京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科教授)、および同『アフリカ熱帯森林帯における民族的アイデンティティの再編成に関する人類学的研究』(代表;竹内 潔 富山大学助教授)の研究協力者として参加)

(写真左上:優秀な猟犬は、森の生活を通じて育まれるようだ。左の「カイマン」は、のちに安岡君に引き取られ、立派に成長したという。写真右上:村には気だてのよい猫もいる。ネズミに往生していたところ、バカの友人がどこからともなく連れてきてくれた。)

2005年〜2010年 カメルーン共和国南東部の熱帯雨林において、ピグミー系狩猟採集民バカ(Baka)を対象とした生態人類学的調査(文部省科学研究費補助金『熱帯雨林は人類にとって魅力的環境か:カメルーン南部熱帯雨林住民の生態人類学的研究 』および同『猟採集生活のエネルギー収支:アフリカ熱帯雨林における実験的狩猟採集生活調査 』(代表;佐藤弘明 浜松医科大学教授)の研究協力者として参加)

2010年〜2012年 カメルーン共和国南東部の熱帯雨林において、ピグミー系狩猟採集民バカ(Baka)を対象とした生態人類学的調査(文部省科学研究費補助金 若手研究(B)『アフリカ熱帯雨林地域における慣習的ゾウ狩猟に関する人類学的研究』代表)

2011年〜 カメルーン共和国南東部の熱帯雨林において、ピグミー系狩猟採集民バカ(Baka)を対象とした合同研究(文部省科学研究費補助金『狩猟採集民の調査に基づくヒトの学習行動の特性の実証的研究』(代表;寺嶋秀明 神戸学院大学教授;(新学術領域研究)『ネアンデルタールとサピエンス交替劇の真相:学習能力の進化に基づく実証的研究』(代表;赤澤威 高知工科大学教授) の研究協力者として参加)

業績

論文

2000. 林 耕次「カメルーン南東部バカ(Baka)の狩猟採集活動−その実態と今日的意義」『人間と文化』14, 神戸学院大学人文学会 pp.27-38.

2007. 林 耕次「カメルーン南東部におけるバカ・ピグミーの狩猟活動に関する生態人類学的研究」博士号学位申請論文,総合研究大学院大学 先導科学研究科 生命体科学専攻.

2008. HAYASHI,Koji. “Hunting activities in forest camps among the Baka Hunter-gatherers in southeastern Cameroon” African Study Monographs. Vol.29 No.2. Kyoto University Asia Africa area studies. pp.73-92.

2009. 林 耕次「アフリカ熱帯雨林の開発と周縁化される狩猟採集民」岸上伸啓編『開発と先住民』みんぱく実践人類学シリーズ第7巻,明石書店,第11章,pp.255-271.

2010. 林 耕次「バカ・ピグミーのゾウ狩猟」木村大治北西功一編『森棲みの生態誌−アフリカ熱帯林の人類学機檗, 京都大学出版会,第16章,pp.353-372.

2011. 林 耕次「バカ・ピグミーの狩猟採集活動における子どもの役割」寺嶋秀明編『交替劇』No. 1: A-02班研究報告書,pp.57-61.

2012. 林 耕次「日常生活における子どもの学習・教示場面-カメルーンの狩猟採集民バカ・ピグミーの観察から-」寺嶋秀明編『交替劇』No. 2: A-02班研究報告書,pp.111-118.

2012. 林 耕次,大石高典「狩猟採集民バカの日常生活におけるたばこと酒−カメルーン東南部における貨幣経済の浸透にともなう外来嗜好品の流入−」『人間文化 H&S』第30号.神戸学院大学人文学会.pp.29-43.

2012. Sato H, Kawamura K, Hayashi K, Inai H, Yamauchi T (2012) Addressing the wild yam question: how Baka hunter-gatherers acted and lived during two controlled foraging trips in the tropical rainforest of southeastern Cameroon. Anthropological Science, in press, pp.57-61.

その他

1999 “Subsistence activities of the Baka sedentary hunter-gatherers in the Ndongo area of southeast Cameroon” MINEF and WWF Research Report. Cameroon Yokadouma pp.1-15.

2003「森林キャンプにおける狩猟の意義―カメルーン南東部バカの罠猟と銃猟―」『生態人類学会 ニュースレター』No.9、生態人類学会 pp.14-15.

2005[「ゾウ肉に集う人びと」『月刊みんぱく』第29巻第4号(通巻第331号)、国立民族学博物館 pp.20-21.

2006. 林 耕次「森林キャンプにおける移動形態と狩猟活動−カメルーン南東部の狩猟採集民バカ・ピグミーの事例より−」『熱帯雨林は人類にとって魅力的環境か:カメルーン南部熱帯雨林住民の生態人類学的研究 科学研究費補助金 研究成果報告書』(研究代表者 佐藤弘明 浜松医科大学教授, pp.49-66.

2007. 林 耕次「狩猟採集社会の老人たち」『月刊みんぱく』第31巻第10号(通巻第361号)、国立民族学博物館, pp.22-23.

2009. 林 耕次、大石高典「熱帯アフリカにおけるたばこと酒をめぐる市場経済と交換経済」(財)たばこ総合研究センター研究助成報告書, pp.1-17.

2010. 林 耕次「アフリカ熱帯雨林に暮らすバカ・ピグミーの食と嗜好」特集「世界の食を言語する」責任編集 八杉佳穂『vesta(ヴェスタ)』第77巻,発行:(財)味の素食の文化センター,発売元:農文協 pp.34-35.

2010. 林 耕次 「アフリカ熱帯雨林の狩猟採集生活における生業活動の時間構造:バカ・ピグミー16 人の個体追跡による分析から」『生態人類学会ニュースレター』No.15, 生態人類学会, pp.40-43.

2010. 林 耕次 「マルミミゾウをめぐるアフリカ熱帯の人と森」生き物のいま『BIOSTORY』Vol.13, 誠文堂新光社, pp.72-75.

2010. 林 耕次「アフリカ中部のゾウと類人猿狩猟−タブーと規制」シンポジウム「動物の消費とその限界 Table ronde La consummation animale et ses limites」『vesta(ヴェスタ)』第79巻,発行:(財)味の素食の文化センター,発売元:農文協, pp.66-67.

2012. 林 耕次「アフリカの森で飲酒文化を考える」TASCサロン TASC MONTHLY』No.439,(財)たばこ総合研究センター(TASC), pp.6-13.

学会発表

2000. 林 耕次「カメルーン南東部バカ(Baka)の狩猟採集活動:その実態と今日的意義」日本民族学会 関西地区修士論文報告会, 2000.3.18. 国立民族学博物館・大阪府吹田市(口頭)

2003. 林 耕次「森林キャンプにおける狩猟の意義―カメルーン南東部バカの罠猟と銃猟―」生態人類学会.2003.3.24, いこいの村足柄・神奈川県足柄上郡(口頭)

2006. 林 耕次、佐藤弘明山内太郎川村協平「アフリカ熱帯雨林における“純粋な”狩猟採集生活:2.個体追跡にみる空間・時間利用」第71回日本民族衛生学会総会,2006.11. 沖縄県那覇市(ポスター)

2006. 山内太郎、林 耕次、佐藤弘明川村協平「アフリカ熱帯雨林における“純粋な”狩猟採集生活:3.身体活動と消費エネルギー」第71回日本民族衛生学会総会,2006.11. 沖縄県那覇市(ポスター)

2006. 佐藤弘明山内太郎、林 耕次、川村協平「アフリカ熱帯雨林における“純粋な”狩猟採集生活:1.獲得食物と栄養」第71回日本民族衛生学会総会,2006.11. 沖縄県那覇市(ポスター)

2006. 川村協平佐藤弘明山内太郎、林 耕次「カメルーン南東部に住むバカピグミーの血圧および血液循環」第71回日本民族衛生学会総会,2006.11. 沖縄県那覇市(ポスター)

2007.林 耕次「カメルーン南東部における狩猟採集民バカの農耕活動−農耕の受容と生計戦略−」日本アフリカ学会第44回学術大会,2007.5. 長崎市(口頭)

2007.林 耕次「狩猟採集キャンプにおける定住と移動−カメルーン南東部の狩猟採集民バカの事例より−」第61回日本人類学会,2007.10. 新潟市(口頭)

2008.林 耕次、山内太郎川村協平佐藤弘明「アフリカ熱帯雨林における狩猟採集バカの生活時間:半定住集落と森のキャンプの比較」第73回日本民族衛生学会総会,2008.10.横浜市(ポスター)

2009.林 耕次「アフリカ熱帯雨林の狩猟採集生活における生業活動の時間構造:バカ・ピグミー16 人の個体追跡による分析から」第13回生態人類学会,2009.3. 富山県氷見市(口頭)

2009. 山内太郎、林 耕次、佐藤弘明、川村恊平「アフリカ熱帯雨林に居住するピグミー系狩猟採集民の体格、代謝、フィットネス」第60回日本生理人類学会,2009. 6. 札幌市(ポスター)

2009. 佐藤弘明山内太郎、川村恊平、林 耕次「熱帯雨林の狩猟採集生活における歩行:バカピグミーの狩猟採集生活実験から」第60回日本生理人類学会,2009. 6. 札幌市(ポスター)

2009. 川村恊平、佐藤弘明山内太郎、林 耕次「熱帯雨林の狩猟採集民バカピグミーのライフスタイルと血液循環動態」第60回日本生理人類学会,2009. 6. 札幌市(ポスター)

2009. 林 耕次、大石高典「熱帯アフリカにおけるたばこと酒をめぐる市場経済と交換経済」 (財)たばこ総合研究センター研究報告会, 2009.7. 東京(口頭)

2009. HAYASHI, Koji.“Knowledge and Skill on Hunting Activity among the Baka Hunter-gatherers in Cameroon: An examination of their transmission” Les transmissions entre generations (Transmission between generations) , 21eme Journees scientifiques de la Societe d’Ecologie Humaine. 2009.9 フランス・モンペリエ(口頭・英語)

2009. HAYASHI, Koji.“Chasser l’éléphant et le singe en Afrique centrale : tabou et règle”La consommation animale et ses limites, Thématique ENVIRONNEMENT et ALIMENTATION. 2009.12.16 フランス・パリ(口頭・英語)

2009. HAYASHI, Koji. “Comparative Study on daily Activities among the Baka  Hunter-gatherers of Cameroon: From Individual Observations at the Forest Camp and Settlement” 39th Annual Conference of the Society for Cross-Cultural Research. 2010.2.18 アメリカ合衆国・アルバカーキ;ニューメキシコ州(口頭・英語)

2010. HAYASHI, Koji. “Comparative Study on daily Activities among the Baka Hunter-gatherers of Cameroon: From Individual Observations at the Forest Camp and Settlement (2005 – 2007)”International Conferance on Congo Basin Hunter-gatheres. 2010.9.22-24. フランス・モンペリエ(口頭・英語)

2011. 萩野泉、山内太郎、林 耕次、川村協平佐藤弘明「カメルーン南東部に暮らすピグミー系狩猟採集民の子どもの思春期スパートと栄養状態」日本アフリカ学会第48回学術大会,2011.5. 弘前市(ポスター)

萩野泉・山内太郎・林 耕次・川村恊平・佐藤弘明2011「大規模横断データによるピグミー系狩猟採集民の成長パターン解明」第22回日本成長学会学術集会. 2011.11. 和歌山市(口頭)

2012. HAYASHI, Koji. “Indigenous knowledge and conflict over elephant hunting among the Baka hunter-gatherers in Cameroon” 13th Congress of the International Society of Ethnobiology,Montpellier (France) 2012. 5.19-25. フランス・モンペリエ(ポスター/口頭・英語)

2012.林 耕次「ゾウ狩猟者トゥーマの現在―カメルーン東部バカ・ピグミーの知識と葛藤―」日本アフリカ学会 第49回学術大会,2012.6. 大阪府吹田市(ポスター)

(写真左上:生後まもなくすると、体の数カ所に傷を付けて炭の薬がすり込まれた。成長を祈願してのおまじないである。写真右上:この子は全身に湿疹が出たため、樹皮の炭で作った薬を体中に塗られた。)

2012年10月15日 現在