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アフリカ専攻の一年間のサイクル

アフリカ専攻の一年間のサイクルは、長いようで、あっという間に時間がすぎる、短いものです。
ちょっと、どんなものかをみていきましょう。
大学院生の5年間の過ごし方についは、こちらをご覧ください。

4月

アフリカ地域研究専攻が入っている稲盛記念館のまえには、鴨川が流れています。春のせせらぎと新緑は、非常に気持ちのよいもので、われわれ教員にとっても、新年度がはじまることを自覚させてくれます。

4月の第1週には、新入生がアフリカ専攻へ入学してきます。入学式の日にはASAFASの大学院オリエンテーション、初回の水曜ゼミではアフリカ専攻のオリエンテーションを開催し、研究生活に関する情報、注意事項などが説明されます。4月中旬の金曜日には「アフリカ祭り」を開催し、新入生を歓迎し、教職員、研究員、大学院生はじめ大勢で、お互いの親睦を深めます。

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5月

ゴールデンウィークの前後には、新入生の自己紹介のゼミがあり、水曜ゼミが本格的に始まります。5月末には日本アフリカ学会があるので、その準備のために大学院生や研究員などの学会発表の予行練習がおこなわれます。また、現地調査における安全確保に関する説明会が開催されます。

1年生むけの金曜日の授業では亀岡に野外実習へ出かけ、農地や土地利用、地形、植生などを観察し、トロッコ電車に乗って帰ります。

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6月

新入生は指導教員と相談しながら、調査地、研究テーマを決めていき、予防接種の接種計画をたて、その計画にそって予防接種を受けていきます。1年生は、ほぼ毎日、授業があります。各授業で課される輪読や発表などのタスクをこなしていきます。

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7月

新入生は授業の最終レポートや課題をこなす一方で、現地調査の準備、文献・資料の収集、調査国の査証や調査許可の取得に必要な書類を作成し、忙しくなります。

アフリカ専攻の教員は、大学院と学部の授業を担当しています。3回生以上の大学院生の一部にはTAとして、その授業の補助につく大学院生もいます。学部むけの「アフリカ地域研究ゼミナール」では、最終回の授業どきに受講生はポスター発表をし、学部生と大学院生がディスカッションをします。大学院生は教育の補助業務につくことで、幅広い視野を身につけていきます。

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8月以降

7月末には前期の授業も終了し、8月から11月ころに、1年生はアフリカの現地調査へ出かけていきます。2年生以上の大学院生、教員、研究員の多くが現地調査へと出発し、稲盛記念館には人の姿が少なくなり、静かになります。

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3月

年度末の3月は、春の到来を感じる季節ですが、同時に別れの季節でもあります。アフリカ専攻で
は毎年度、3月に歓送会を開催しています。教職員、大学院生らが歓送会につどい、修了生らに対し現地調査や学位論文の執筆などの労をねぎらい、祝いの言葉をのべます。卒業する大学院生らが指導教員をはじめ周囲のメンバーに感謝の気持ちを伝え、つぎのステージに歩み出す決意をあらわす場ともなっています。

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なお、大学院5年間の過ごし方については、こちらのページをご覧ください。