川口 博子

研究テーマ

  • 殺人をめぐる負債と規則に関する研究:ウガンダ北部紛争後のアチョリ社会を事例に

関心領域

  • 殺人に対する償いと弔い、死生観、紛争、慣習法、国内避難民(難民)、うなずき症候群(Nodding Syndrome)

調査地域

  • ウガンダ北部(主にグル県、パデー県、アガゴ県、キトゥグム県)

研究業績

学術誌等に発表した論文

  • 川口博子、「首長位の復活と創りだされる権力―ウガンダ北部アチョリ社会における土地争いを事例に―」『アジア・アフリカ地域研究』14(2): pp1-29、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科、2015年。査読有。
  • 川口博子、「紛争による死をめぐる真実の相貌―ウガンダ北部アリョリ社会における紛争経験への日常的対応―」『平和研究』44: pp99-117、日本平和学会、2015年。査読有。

学位論文

  • 川口博子、『ウガンダ北部国内避難民の帰還における伝統的リーダーシップ―アチョリ社会の伝統的リーダーを事例に―』大阪大学卒業論文、29 p、2010年。
  • 川口博子、『ウガンダ北部アチョリ社会における死への償いと死者の弔いに関する研究』京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士予備論文(修士論文に相当)、ⅶ+174p、2013年。

書評・短報・エッセイ・報告書等

  • 川口博子、「書評:内藤直樹・山北輝裕編『社会的包摂/排除の人類学―開発・難民・福祉―』、昭和堂、255頁、2014年」『アフリカ研究』89: pp63-65、2016年(印刷中)。査読有。
  • 川口博子、「「首ふり病」と暮らす人々―ウガンダ北部における「奇病」の蔓延―」『アジア・アフリカ地域研究』12(1): pp118-122、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科、2012年。
  • 川口博子、「戦争景気に咲く花は」『アジア・アフリカ地域研究情報マガジン:フィールド便り』、2012年10月。
  • 川口博子、「排除と包摂が交錯する現在:ウガンダ北部におけるうなづき症候群をめぐる地域住民の認識と対応」『JANESニュースレター』21: pp13-17、2014年。
  • 川口博子、「新刊紹介:謎の独立国家ソマリランド―そして海賊国家プントランドと戦国南部ソマリア―」『JANESニュースレター』21: pp55-56、2014年。
  • 川口博子、「ウガンダ北部におけるうなづき症候群流行の歴史的・社会的経緯と人びとの認識と対処」『生態人類学会ニュースレター』19: pp.38-44、2014年。
  • 川口博子、「死に対する賠償額の決定過程の変化と『手打ち』の儀礼」、太田至 編『アフリカ紛争・共生データアーカイブ 第1巻』p79、京都大学アフリカ地域資料センター、2014年。
  • 川口博子、「伝統的首長の復活と慣習法の再整備」、太田至 編『アフリカ紛争・共生データアーカイブ 第1巻』p80、京都大学アフリカ地域資料センター、2014年。
  • 川口博子、「家畜による賠償と現金による賠償:慣習法が規定する賠償額」、太田至 編『アフリカ紛争・共生データアーカイブ 第1巻』p81、京都大学アフリカ地域資料センター、2014年。
  • 川口博子、「殺人に対する賠償を負担する父方親族の責任」、太田至 編『アフリカ紛争・共生データアーカイブ 第1巻』p82、京都大学アフリカ地域資料センター、2014年。
  • 川口博子、「死者を弔う方法と親族内での受け渡し」、太田至 編『アフリカ紛争・共生データアーカイブ 第1巻』p83、京都大学アフリカ地域資料センター、2014年。
  • 川口博子、「調停による当事者親族のあいだの合意形成」、太田至 編『アフリカ紛争・共生データアーカイブ 第1巻』p84、京都大学アフリカ地域資料センター、2014年
  • 川口博子、「慣習法による規定内での婚資の交渉」、太田至 編『アフリカ紛争・共生データアーカイブ 第1巻』p85、京都大学アフリカ地域資料センター、2014年。
  • 川口博子、「死者の親族による報復と親族内の賠償の分担責任」、太田至 編『アフリカ紛争・共生データアーカイブ 第1巻』p86、京都大学アフリカ地域資料センター、2014年。
  • 川口博子、「交通事故後のクラン間の関係改善」、太田至 編『アフリカ紛争・共生データアーカイブ 第1巻』p87、京都大学アフリカ地域資料センター、2014年。
  • 川口博子、「死者が過去におこなった賠償に納得していない理由」、太田至 編『アフリカ紛争・共生データアーカイブ 第1巻』p88、京都大学アフリカ地域資料センター、2014年。
  • 川口博子、「賠償を支払うことには合意するが、その受け取りには合意しない」、太田至 編『アフリカ紛争・共生データアーカイブ 第1巻』p89、京都大学アフリカ地域資料センター、2014年。
  • 川口博子、「賠償が支払われても、死者の親族は死者を弔わない」、太田至 編『アフリカ紛争・共生データアーカイブ 第1巻』p90、京都大学アフリカ地域資料センター、2014年。
  • 川口博子、「災いへの対処としての死に対する賠償」、太田至 編『アフリカ紛争・共生データアーカイブ 第1巻』p91、京都大学アフリカ地域資料センター、2014年。
  • 川口博子、「死に対する賠償による災いへの対処と国家法への対抗」、太田至 編『アフリカ紛争・共生データアーカイブ 第1巻』p92、京都大学アフリカ地域資料センター、2014年。
  • 川口博子、「内戦下に起こった死の原因が過去の死者による災いであると解釈する」、太田至 編『アフリカ紛争・共生データアーカイブ 第1巻』p93、京都大学アフリカ地域資料センター、2014年。
  • 川口博子、「内戦下に起こった死の原因を親族の行為によるものとして解釈する」、太田至 編『アフリカ紛争・共生データアーカイブ 第1巻』p94、京都大学アフリカ地域資料センター、2014年。
  • 川口博子、「内戦終結後に顕在化した殺人後の親族間の不和」、太田至 編『アフリカ紛争・共生データアーカイブ 第1巻』p95、京都大学アフリカ地域資料センター、2014年。
  • 川口博子、「ウガンダ北部の内戦期に反政府軍が一般住民を殺害したことに対する賠償」、太田至 編『アフリカ紛争・共生データアーカイブ 第1巻』p96、京都大学アフリカ地域資料センター、2014年。
  • 川口博子、「親族に起こる災いに対処するための記憶にない死に対する賠償」、太田至 編『アフリカ紛争・共生データアーカイブ 第1巻』p97、京都大学アフリカ地域資料センター、2014年。
  • 川口博子、「不幸な死の原因として追放される妖術師」、太田至 編『アフリカ紛争・共生データアーカイブ 第1巻』p98、京都大学アフリカ地域資料センター、2014年。
  • 川口博子、「盗難事件と呪詛による犯人探し」、太田至 編『アフリカ紛争・共生データアーカイブ 第2巻』p82、京都大学アフリカ地域資料センター、2015年。
  • 川口博子、「病気を治すために罪を告白する」、太田至 編『アフリカ紛争・共生データアーカイブ 第2巻』p83、京都大学アフリカ地域資料センター、2015年。
  • 川口博子、「毒をもった犯人への復讐」、太田至 編『アフリカ紛争・共生データアーカイブ 第2巻』p84、京都大学アフリカ地域資料センター、2015年。
  • 川口博子、「解消されない不和を抱える親族を人知れず呪詛する」、太田至 編『アフリカ紛争・共生データアーカイブ 第2巻』p85、京都大学アフリカ地域資料センター、2015年。
  • 川口博子、「首長の再起と作り出される権力:土地争いを事例に」、太田至 編『アフリカ紛争・共生データアーカイブ 第2巻』p86、京都大学アフリカ地域資料センター、2015年。
  • 川口博子、「雨の石盗難事件と首長に及んだ暴力的制裁」、太田至 編『アフリカ紛争・共生データアーカイブ 第2巻』p87、京都大学アフリカ地域資料センター、2015年。
  • 川口博子、「「正統な」首長はだれか」、太田至 編『アフリカ紛争・共生データアーカイブ 第2巻』p88、京都大学アフリカ地域資料センター、2015年。
  • 川口博子、「夫婦げんかによって発生する禁忌とその解消」、太田至 編『アフリカ紛争・共生データアーカイブ 第2巻』p89、京都大学アフリカ地域資料センター、2015年。
  • 川口博子、「寮妻間の確執と呪術師騒ぎ」、太田至 編『アフリカ紛争・共生データアーカイブ 第2巻』p90、京都大学アフリカ地域資料センター、2015年。
  • 川口博子、「国際刑事裁判所の介入と元LRA兵士」、太田至 編『アフリカ紛争・共生データアーカイブ 第2巻』p91、京都大学アフリカ地域資料センター、2015年。
  • 川口博子、「交通事故をめぐる賠償の支払いと国家法からの免責」、太田至 編『アフリカ紛争・共生データアーカイブ 第2巻』p92、京都大学アフリカ地域資料センター、2015年。
  • 川口博子、「強盗殺人容疑による慣習的な賠償の受け渡しと裁判の関係」、太田至 編『アフリカ紛争・共生データアーカイブ 第2巻』p93、京都大学アフリカ地域資料センター、2015年。
  • 川口博子、「交通事故による証拠品押収と賠償の支払いをつうじた返還要請」、太田至 編『アフリカ紛争・共生データアーカイブ 第2巻』p94、京都大学アフリカ地域資料センター、2015年。
  • 川口博子、「NGOによる慣習的な調停への援助と交渉の決裂」、太田至 編『アフリカ紛争・共生データアーカイブ 第2巻』p95、京都大学アフリカ地域資料センター、2015年。
  • 川口博子、「うなづき症候群の流行と地域社会内の包摂と排除」、太田至 編『アフリカ紛争・共生データアーカイブ 第2巻』p96、京都大学アフリカ地域資料センター、2015年。

学会等における発表

  • 川口博子、「死に対するつぐない:ウガンダ・アチョリ社会における賠償の支払い」、日本アフリカ学会第48回学術大会、弘前大学、2011年5月22日(口頭発表)。
  • 川口博子、「紛争の記憶と死への償い:ウガンダ北部アチョリ社会の伝統的賠償に関する一考察」、日本ナイル・エチオピア学会第20回学術大会、京都大学、2012年4月22日(口頭発表)。
  • 川口博子、「伝統的権威の再創造と慣習法:ウガンダ北部アチョリ社会における殺人に対する賠償」、日本アフリカ学会第49回学術大会、国立民族学博物館、2012年5月27日(口頭発表)。
  • 川口博子、「紛争後社会を生きる人びとが過去の死と対峙する場 ―ウガンダ北部アチョリ社会を事例に―」、長崎大学国際連携セミナー、長崎大学、2012年11月15日(口頭発表)。
  • 川口博子、「ウガンダ北部におけるうなづき症候群流行の歴史的・社会的経緯と人びとの認識と対処」、生態人類学会第17 回研究大会、徳島県、2013年3月17日(口頭発表)。
  • 川口博子、「ウガンダ北部における首長位の「復活」と土地問題」、日本アフリカ学会第50回学術大会、東京大学、2013年5月26日(口頭発表)。
  • Kawaguchi, Hiroko. Living with the Nodding Syndrome: Experiences of Civil War and Social Relationship, Trans-disciplinary Meeting for Nodding Syndrome in East Africa, Nagasaki University Institute of Tropical Medicine and Japanese Society of Tropical Medicine, October 3, 2013(口頭発表).
  • Kawaguchi, Hiroko. Interpretations of Death and Coping Relationships with the Dead among the Acholi in Post-Conflict Acholi in Northern Uganda, African Potentials 2013, Kyoto University, October 5, 2013(ポスター発表).
  • 川口博子、「「和解」と「赦し」のあとに―ウガンダ北部の紛争後社会における慣習法の運用を事例に―」、日本アフリカ学会第51回学術大会、京都大学、2014年5月25日(口頭発表)。
  • 川口博子、Humanitarian Impunity, Criminal Justice and Invisible Children: Social Consequences of the War with the Lord’s Resistance Army’ (Speaker: Tim Allen & Melissa Parker)、第25回日本ナイル・エチオピア学会学術大会、滋賀、2016年4月16日、(コメンテーター)。
  • 川口博子、「裁かれるべき者の創出―ウガンダ北部紛争に関する国際刑事裁判所の捜査を事例に―」、第25回日本ナイル・エチオピア学会学術大会、滋賀、2016年4月17日、(口頭発表)。
  • 川口博子、「内戦への国際刑事捜査の現実―ウガンダ北部での国際刑事裁判所の捜査をめぐる住民の対応―」、国際平和研究所共催公開研究会、明治学院大学、2016年4月23日、(口頭発表)。

アウトリーチ活動

  • 川口博子、「アフリカと紛争」、道徳教育特別講師、稲美町立稲美中学校、2010年12月9日。
  • 川口博子、「紛争後社会の再構築をめぐる草の根の試み―ウガンダ北部アチョリ社会を事例に―」、日本国際協力機構ウガンダ事務所公開研究会、カンパラ(ウガンダ共和国)、2016年3月11日。
    • 研究プロジェクト

      • 日本学術振興会科学研究費補助金(特別研究員奨励費DC1)、「紛争後社会の再構築と人々の和解に関する地域研究:ウガンダ北部アチョリの事例より」(代表:川口博子)、2013年4月~2016年3月。
      • 日本学術振興会科学研究費補助金(二国間交流事業オープンパートナーシップ共同研究)、「ウガンダにおける「家族」の多様化と再編力についての研究:格差に対抗する潜在力分析」(代表:椎野若菜)、2016年4月~2018年3月。
        • 調査歴

          • 2008年11月~2009年2月 ウガンダ、タンザニア【NHK番組制作補助】
          • 2009年8月 ウガンダ
          • 2010年5月 ウガンダ・ケニア【NHK番組制作補助】
          • 2011年1月~3月 ウガンダ、スーダン(現南スーダン)
          • 2011年8月~2012年2月 ウガンダ、ケニア【言語研修】
          • 2012年8月~10月  ウガンダ
          • 2013年2月 ウガンダ
          • 2013年8月~9月 ウガンダ
          • 2013年11月~2014年1月 ウガンダ、南スーダン【国際シンポジウム運営補助】
          • 2014年12月 カメルーン【国際シンポジウム運営補助】
          • 2015年1月~11月 ウガンダ、エチオピア【国際シンポジウム運営補助】
          • 2016年2月~3月 ウガンダ