上記フィールド・ステーションは、21世紀COEプログラム「世界を先導する総合的地域研究拠点の形成」(2002年度〜2006年度)の一環として設置されたものを引き継いでいます。
以下、当時の各フィールド・ステーションについて紹介します。
第5回 ナイロビ・フィールド・ステーション
東アフリカの中心都市・ナイロビにあるナイロビフィールド・ステーションは、ケニア共和国とウガンダ共和国における研究と教育を行う上での基地となっています。ケニア・ウガンダには乾燥地域がひろがっており、牧畜・半農半牧の生業を営む人びとの社会が分布しています。本フィールド・ステーションでは、こうした社会が直面している、市場経済の浸透などに伴う大きく急速な変容の過程を明らかにし、諸社会の動態を解明することを目指して、現地での研究ならびに臨地教育を進めています。
以下にホームページの内容を紹介します。
- NFSについて
: ナイロビ・フィールド・ステーション設置の趣旨や、主な活動内容を紹介しています。
- 研究者紹介・業績
: このフィールド・ステーションを利用して調査をおこなっている研究者を紹介しています。
- フィールドコラム
: 各研究者がフィールドでの出来事を綴ったコラム集です。調査地での生活を垣間見ることができます。
- フィールド写真館
: 研究者がフィールドで撮影した写真の紹介です。
- COE報告
: 21世紀COEプログラムの活動報告です。
- カウンターパート
: ケニア・ウガンダで調査を行う際のカウンターパートである、ケニア・ナイロビ大学アフリカ研究所と、ウガンダ・マケレレ大学社会科学部の紹介です。
- ナイロビ案内
: ケニアで学術調査をおこなうために必要な、ビザや調査許可証に関する詳しい情報が掲載されています。
- カンパラ案内
: ウガンダの首都・カンパラの情報と、ウガンダで調査を行う際に必要なビザや調査許可証に関する詳しい情報が掲載されています。
フィールドコラムが充実しており、読み応えのある傑作がそろっています。
第4回 ザンビア・フィールド・ステーション
ザンビア・フィールド・ステーションが調査対象とする国は現在、ザンビア、ボツワナ、ナミビア、マラウィ、ジンバブウェ、南アフリカ、レソト、モザンビークです。一国集中型のFSと異なり、対象国が南部アフリカ全体にゆきわたっているため、関係者がたえず訪問するような体制にはなっていません。むしろ、南部アフリカ研究の情報ネットワークとしての役割が強く、個々のフィールド研究を、南部アフリカという地域固有の文脈のなかでとらえるため、「南部アフリカ地域研究会」を立ち上げ、南部アフリカの地域性を念頭においた議論を交わしています。
以下にホームページの内容を紹介します。
- 研究者一覧
: このフィールド・ステーションに関係する研究者の紹介です。
- フィールド紹介
: 研究者たちの調査地を、地図のロールオーバーによる写真表示で紹介します。
- 活動内容
: 南部アフリカ地域研究会が行った研究会、ワークショップ、シンポジウムなどの活動記録と、21世紀COEホームページに掲載された、派遣者の報告書です。
- リンク
: 南部アフリカ地域や、南部アフリカ各国に関する情報を掲載しているサイトなどへのリンク集。
過去に行われた研究会やワークショップなどの活動記録が充実しています。研究者・フィールド紹介は、写真が満載されていて楽しいです。
第3回 タンザニア・フィールド・ステーション
1980 年代なかばに構造調整政策を導入し経済自由化したタンザニアでは、1990年代初頭に複数政党制が復活し、さらに地方分権化という行政改革もすすめられています。その結果、地域の社会、経済が変容し、さらには自然環境にまで影響が及びつつあります。本フィールド・ステーションでは、これらの連関に焦点を当てながら、現地研究ならびに臨地教育を進めています。
以下にホームページの内容の一部を紹介します。
- 研究者紹介
: このフィールド・ステーションを利用して調査をおこなっている研究者の紹介です。
- タンザニア情報
: タンザニアへの渡航,現地での調査許可取得などに関する情報が充実しています。
- フィールド・エッセイ
: 本研究科の関係者を中心に組織されているNGO,アフリック・アフリカのホームページに書かれた
エッセイを中心に,10編以上を掲載しています。
- 研究会等
: 現地セミナーおよび現地ワークショップの記録です。
- COE報告
: 21世紀COEホームページに掲載された,派遣者の報告です。
このホームページも,カメルーンと同様Wikiと呼ばれるシステムで記述されており,
研究者たちが自由に記事を書き足し,変更することができます。
第2回 カメルーン・フィールド・ステーション
カメルーンでは,1958年に京都大学の故・伊谷純一郎が単身調査に入って以来,霊長類学,文化人類学における研究がおこなわれてきましたが,
本研究科を中心とする熱帯雨林における調査活動は,1993年に開始されました。
調査内容は生態人類学を中心に多岐の分野に広がり,それをうけて、基地となる施設の必要性が高まりました。1990年代の末に,南東部国境にあるドンゴ村に、
現地素材を利用した家屋が
建設されました。これがカメルーン・フィールド・ステーションの前身です。
ホームページは,盛りだくさんの内容ですが,以下に代表的なページを紹介します。
Wikiと呼ばれるシステムで記述されているので,研究者たちが自由に記事を書き足し,変更できることもひとつの特徴です。
Googleで「カメルーン」で検索すると上から3番目にランクされています(2006年7月現在)。
第1回 エチオピア・フィールド・ステーション
このフィールド・ステーションは,北東アフリカにおける研究・教育活動の実施、および現地の研究機関との協力関係の促進を目的として設置されています。
ホームページの内容は以下のようになっています。
- 研究者紹介
: エチオピア・フィールド・ステーションに関係している京大ASAFAS,他大学所属の研究者の紹介。
- ワークショップ
: 2006年開催の国際ワークショップ「文化と開発のポジティブな関係:東アフリカ多民族共生社会の構築」および
2003年開催の国際ワークショップ「環境と生業をめぐる地域住民のとりくみ」の記録。スタディツアーの報告も楽しい。
- 渡航・調査ガイド
: エチオピアへの渡航の手続き,および気候・治安・疾病についての説明。はじめての渡航者には便利。
- メ−ルマガジン
: エチオピア地域研究の情報を配信するメ−ルマガジンの登録フォーム,およびバックナンバー。
- リンク
: エチオピア情報を掲載しているホームページなどへのリンク集。
エチオピア・フィールド・ステーションでは過去にアジスアベバにおいて
2度の国際ワークショップを開催しており,その記録が充実しています。
また,メールマガジンの発行も,他のフィールド・ステーションにはない独自の活動と言えます。
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