アフリカ地域研究専攻の受験を考える方へ

専攻長のあいさつ

アフリカ大陸には多様な自然があり、多様な人々が住んでいます。ASAFASアフリカ専攻の教員、研究員、院生たちは、この広い大陸のあちこちに散らばり、研究をおこなっています。地域を知るには、文献を読んで知識を得ることも必要ですが、フィールドワークを通じてその地域に深く関わり、体で学んでいこうというのがわれわれの基本的なポリシーです。

アフリカの自然と人々は、さまざまな魅力を持っています。アフリカ専攻のメンバーは、それらに触れることによって、これまで持っていた考え方を相対化し、新たな視野を得るという経験を繰り返しています。そういった経験を共有することによって、われわれは独特の「わかりあえる感覚」 −ともにアフリカをやっているという− を持ち続けているように思います。

しかし現在のアフリカは、自然破壊、民族紛争、貧困、疾病など、さまざまな問題点を抱えていることも事実です。それらに対し、多くの国際機関や援助団体が活動を展開していますが、必ずしもうまくいっているわけではありません。われわれは、フィールドワークを通して得られた現地のまなざしから、そういった問題に取り組んでいこうと考えています。

アフリカ研究に興味を持っているあなたもぜひ、このようなわれわれの活動に参加していただきたいと思います。


京都大学大学院 アジア・アフリカ地域研究研究科
2017年度アフリカ地域研究専攻 専攻長:木村大治

 

専攻の特色

アフリカ専攻の特色は、以下の3点に集約することができます。

1. 多様な専門分野を横断する地域研究

現代アフリカで生じているさまざまな課題を理解するためには、学際的な視点にたって事象を検討する必要があります。アフリカ専攻には、自然科学系と人文社会科学系の分野を専門とする教員が在籍して教育研究活動に従事しています。これに加えて、研究成果を社会に還元することを目指して、国内外の研究機関や行政機構と連携して、実践的な活動に従事している教員もいます。

*以下のサイトに教育活動についての詳細情報をまとめています。
  教育研究活動 > 講義 

 

2. フィールドワークを重視した教育研究活動

アフリカ専攻では、今アフリカで起こっている出来事を理解するために、フィールドワークという手法を基盤にして研究活動をおこなっています。アフリカ専攻の院生によるフィールドワークについては、大学院生のフィールドワーク報告を参照してください。専攻(研究科)では、院生のフィールドワークに帯するさまざまな支援プログラムを提供しています。また、渡航中の安全に関する講習会なども実施しています。

*以下のサイトで、大学院生の声の詳細についてまとめています。
  入学希望の方へ > 大学院生の声 

*以下のサイトで、支援プログラムの詳細についてまとめています。
  教育・研究活動 > 教育支援プログラム 

*以下のサイトで、渡航中の安全講習についての情報をまとめています。
  安全基礎情報 > フィールドワークのための安全基礎情報 

 

3. 対話を重視した教育

アフリカ専攻では、3人の教員が一人の大学院生を指導する指導教員群制(複数指導教員体制)を採用しています。新入生は入学後5月中旬までに主指導教員1人と副指導教員2人を選び、調査研究について指導教員と相談しながら具体的な研究計画を確定していきます。その後も、博士予備論文の執筆、博士論文執筆のためのフィールドワーク、博士論文の執筆にいたるまで、指導教員と個別に相談しながら研究活動をすすめていきます。

*以下にこの特色と関連した教育活動についての情報が掲載されています。
  教育・研究活動 > 演習と課題研究