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TAKADA Akira
  • 高田 明 TAKADA Akira
  • 教授
  • 専門分野:人類学、アフリカ地域研究
  • キーワード:エスニシティ、環境、子ども、南部アフリカ、相互行為
  • プロフィール・業績:アフリカ地域研究資料センター 個人HP
  • 担当講座:社会共生論
  • メールアドレス:takada@asafas[この後に.kyoto-u.ac.jpを付けてください]

研究関心

相互行為の人類学(e.g. 高田 2019)のアプローチから、南部アフリカや日本において以下の相互に関連するテーマの研究に取り組んでいる。:(1)養育者‐子ども間相互行為における言語社会化;(2)環境の知覚と道探索実践;(3)コンタクトゾーンにおけるエスニシティの変容;(4)在来社会の再編におけるキリスト教と西欧型教育の影響;(5)マイクロ・ハビタットとハビトゥスの相互構築

〔相互行為論、アジア・アフリカ地域研究演習、アフリカ地域研究演習Ⅰ~Ⅳ、アフリカ論課題研究Ⅰ~Ⅲ、アフリカ地域研究公開演習、アフリカ臨地演習Ⅰ~Ⅲ〕

現在取り組んでいる研究課題

  • 科研費 基盤研究(A)「アフリカ狩猟採集民・農牧民のコンタクトゾーンにおける景観形成の自然誌」(研究代表者:高田明)(2016-2021AY)
  • 科研費 基盤研究(B)「承認をめぐる間主観性の発達に関する研究」(研究代表者:高田明)(2016-2021AY)
  • 科研費 基盤研究(A)「学際アプローチによるアフリカの若者の『知識』の構成主義的把握」(研究代表者:山田肖子)(2021-2025AY)
  • 科研費 基盤研究(B)「フィールドワークとフィールド実験によるホモルーデンス論の展開」(研究代表者:島田将喜)(2020-2024AY)
  • 科研費 国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))「カラハリ・コエにおける言語と音楽の相互関係:クリックとポリリズム」(研究代表者:中川裕)(2018-2022AY)

主な業績

  • Takada A (2020) The ecology of playful childhood: Caregiver-child interactions among the San of southern Africa. Palgrave Macmillan. 244p.
  • 高田明 (2019) 『相互行為の人類学:「心」と「文化」が出会う場所』新曜社. 236p.
  • Takada A (ed.) (2018) Reconstructing the paradigm of African area studies in a globalizing world. African Study Monographs, Supplementary Issue 54, 189p.
  • 高田明・嶋田容子・川島理恵(編)(2016)『子育ての会話分析:おとなと子どもの「責任」はどう育つか』昭和堂. 264p.
  • Takada A (2015) Narratives on San ethnicity: The cultural and ecological foundations of lifeworld among the !Xun of north-central Namibia. Kyoto University Press & Trans Pacific Press. 216p.

これまで指導した博士論文・博士予備論文テーマ(一部)

  • 「セネガルにおけるバイファルの宗教実践と言説空間:托鉢、祝祭、説教に着目して」
  • 「中国イメージの共同構築:ボツワナのチャイナショップにおける社会的インタラクション」
  • 「子どもの同輩集団における社会的相互行為に関する研究:西アフリカ・マリンケ農村社会の事例」
  • 「酪農家の再編:鳥取県琴浦町と北海道足寄町の事例から」
  • 「奴隷貿易の遺産への『観光のまなざし』:セネガル・ゴレ島の事例から」
  • 「『分配された暮らし』における連帯の二面性:ナミビア南部コミュナル・エリアに住むナマの社会的交渉について」
  • 「性的寛容な社会において男性の選り好みの強さが女性の性戦略に及ぼす影響:ボツワナのカタの連続的単婚の事例から」
  • 「ナミビア北中部におけるサンとオバンボの土地利用をめぐる関係」
  • 「ボツワナ・ニューカデにおける葬儀の変貌からみるサン社会の再編:死と生活をめぐる変化への対応」
  • 「ボツワナ、セントラル・カラハリ地域における社会変容の実相:定住地カッガエ住民のコンフリクト回避方略に注目して」